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曹洞宗 法憧寺 様

北の小京都・・・松前

北海道松前郡松前町。かつて松前藩と呼ばれたこの町は、北の大地ならではの海産物や物産の貿易で隆盛を極めた商人の都であった。そして、日本の歴史上最後となる城郭「松前城」が築かれた地でもある。かの新撰組副長・土方歳三が目指した蝦夷地独立の夢。その夢を賭けた戦いの舞台ともなった。現代へと続く歴史の激流において、不可欠な場所だった言って良い。
小京都と呼ばれる松前の町並みには、やはり城下町ならではの雅を感じる。松前藩と呼ばれていたころの気風が今も受け継がれているだろう。

曹洞宗 法憧寺

松前城を臨む松前公園のほど近く。松前藩屋敷へと続く小道をゆくと、寺院が立ち並ぶ一角がある。そこに松前藩主代々が眠る古刹、曹洞宗大洞山法憧寺がある。四天王像が護山門をくぐる。そしてそこには・・・・
松前藩主松前家菩提寺本堂がある。

長い年月を耐えた本堂

建立から約135年。まさに、松前藩の歴史を今に伝える堂宇である。
時の流れに耐え続けてきた本堂。何度も手直しをして来たという屋根にも、やはり腐食や雨漏りなどの老朽化が見られた。本堂はもちろん、山門も、石畳も、周りの木々もすべてが歴史を伝える大切な遺産である。未来に伝えて行く為にもっとも良い方法はなにか幾度も検討を重ね、2011年4月に銅板屋根(一文字葺)葺き替え工事を行った。
工事は弊社札幌支店が設計・監理のもと着工。工事を進めてみると、屋根鋼板の錆びが進んでおり、ピンホール状の穴が開いている部分もあった。目視では分からない部分からも水が浸透しており、改めて工事に入ることができたことに感謝を覚えた。

また何十年・・・年百年・・・と

着工から3ヶ月。工事は無事に6月に完了した。これからは雨水だけでなく、冬場に予測さる積雪にも十分耐え抜き、これから先の子供たちに往時の出来事を伝えて生きる事だろう。