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青森県十和田市 正法寺 様

慈覚大師が開いたと伝わる由緒ただしき寺

青森県十和田市の中心部から奥入瀬川に架かる橋を渡った先に見えてくるのが鎮護山 正法寺様だ。建設当時の本堂は浄土真宗的な造りであったが、昭和38年(1963)二十三世彌天和尚により曹洞宗の様式に変更され、屋根正面には見事な千鳥破風が取り付けられ、優美な意匠に貫録を与えている。

地震による打撃の不安を払拭するために

正法寺様と弊社との付き合いは平成11年(1999)、本堂・山門の屋根葺き替え工事に遡る。当時本堂を銅板一文字葺きにする工事は、屋根の勾配が非常に急であったため、綺麗に仕上げるのに技術を要した。しかしその仕上がりに大変、ご満足頂く事ができ、以来、修繕・工事のご依頼をいただく関係が続いている。
ご住職がかねてより気にされていたのは、本堂の柱だった。昭和43年(1968)の十勝沖地震でなんと13本もの柱に被害が及び、それを鉄骨とボルトで固定し、今回に至っていた。幸いにも東日本大震災の揺れには耐えたものの、老朽化により、床も一部歪んだこともあり、このタイミングで床下を補強することとなった。

耐震性能に加えて断熱・保温効果もアップ

今回の施工を担当した菊池はこう話す。「参拝者の方々に可能な限りご迷惑をおかけしないよう、採寸をはじめとする現地調査は細部までしっかりと行い、事前にできる加工はすべて加工場で。現地では搬入と施工のみを速やかに行うよう心がけました」。
床下は耐震効果を高めるべく補強をするだけでなく、断熱材とシートを入れた。「冬の寒い時期に、床が見違えるように温かくなり、本堂を利用される檀家様も大変満足されています」とご住職も納得の表情を浮かべ、工事を振り返る。「本当にすべてが計画的でスムーズでした。一日一日、工事が進む早さを目の当たりにするたびに驚かされましたよ」。

技と想いが建物を守り、遺し、歴史をつなぐ

ここ数十年のうち、日本は「想定外」の災害に何度も見舞われてきた。しかし、昔から今へと受け継がれる職人の技と知恵、そして「歴史的遺産を未来へと引き継いでいかねば」という人々の想いが、この寺院を守り、そしてこの先百年、千年と保っていくのだろう。

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