リフォーム

阿部 様

最新設備と古民家風のデザインで安らげる落ち着きのある空間に

豊かな自然に包まれたのどかな田園風景が広がる金ヶ崎町。多くが兼業農家というこのあたりでは、作業小屋や家畜の小屋なども一緒になった大きな家が多い。現在、家族6人で暮らす阿部様のお宅は昭和8年の建築。阿部様のおじい様が建てられたもので近くの山から切り出された地元の木材で作られている。
今回リフォームをしたのは、子供部屋とリビング・ダイニングキッチン、そして縁側と外壁。
「最初は、東日本大震災でダメージを受けた別棟の屋根を直そうと父が思ったようですが、屋根よりも子供部屋を先にと思って見積りをお願いしたんです」と旦那様。
阿部様の工事は、岩手支店一級建築士の佐藤が担当させて頂き、ご家族のご要望をお伺いしながら細かな打ち合わせを重ね、プラン作りが進められた。
「台所の天井裏に潜ってみると、見事な栗材の梁が隠れていました。これをなんとか生かした空間を作りたいと思いましたね」と佐藤。これまでの天井をすべて撤去し、梁を大胆に見せ、天井を高くすることで明るく開放的な設計にし、壁や床も落ち着いた色合いのカラーコーディネイトで古民家風に仕上げた。
「収納もたっぷりあるし、リビング・ダイニングにある畳のスペースは子供たちもおじいちゃん、おばあちゃんも大変喜んでいますよ」とのこと。リビング・ダイニングが、家族が集い、そして一番のくつろげる空間になったとのこと。また、夜には和のテイストをよりひき立てる照明がリビングを照らし出し「ラウンジ」のような雰囲気になり、これまでよりもお酒が美味しく、量が増えてしまったのが目下の悩みとか。そしてなによりも、「キッチンが広くて使い易いです。食器洗い乾燥機も便利でいいですね」と奥様。最新のIHキッチンは、二人が立っても余裕があり、お勤めの奥様にとっては、家事の時間の短縮になり、料理のレパートリーも増えたそうだ。

暮らす人の生活を考えた細かな心配りに感謝

和室二つを改造した子供部屋も子供たちに大好評。将来的には、二つの子供部屋を一つにすることもできるような設計になっている。「娘は壁紙も自分で選んだりしたので、とても気にいっています」。以前、他社でお風呂場を改装したときは、細かな打ち合わせもなく工事が進んだが今回は、壁紙をはじめ照明器具・システムキッチンや畳など様々な細かな部分まで打ち合わせがあったので、驚かれたという。「いろいろ自分たちで選ぶものが多くて驚きましたけど、満足できるリフォームになりました」。そして、暮らす人の暮らしにあったちょっとした心遣いが嬉しかったとも。「玄関に取り付けられた手すりは、お願いしたわけじゃないんですよ。これはすごく便利。みんな喜んでいます。こういう心配りは佐藤さんに感謝ですね」と奥様。
リフォーム後は、近所の方をはじめお客様が増えたという阿部家。断熱施工や和・モダンのインテリアに仕上がった空間は家族だけでなく、たくさんの方々にとっての安らぎの場となったようだ。

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