リフォーム

細川 様

百年もの歴史を刻んだ住まいに突きつけられた「大規模半壊」

明治元年に建てられたという趣きある木造住宅にお住まいの細川様。しかし震災により、土台(布基礎)から柱が大きくずれ込み、「大規模半壊」の判定を受けました。数百年の歴史が詰まった建物を残すかそれとも新しく建て直すか大変悩まれた末、震災からの新しい一歩を作りたいという思いから新築でのご決断をされました。
「どこに相談しよう、となったとき真っ先に、『小山さんだ』って名前が出たのよ!」と奥様。実は細川様と弊社とのお付き合いは30年を超えます。明治元年に建てられた母屋の茅葺き屋根の葺替えに遡り、以降、鬼飾りの交換や、塗装工事など多くのご依頼を頂いており、弊社社長の廣中も22歳の新米だった当時に工事を担当させて頂くなど長いご縁を結ばせて頂いてきました。小山が担当となって10数年。以来、「細川様ご夫婦の人柄に魅了され、訪問の度に細川様ご夫婦に温かい笑顔と元気を頂きました」と小山。「何としてでも細川様のお役に立ちたい」という小山自身の強い思いとプランニングが実を結び今回の着工となりました。

重厚さを引き継ぎつつ華やかなモダンさも加味落ち着きに満ちた住まいへ

娘様ご一家と同居する事も踏まえ、和と洋そして現代素材と古き良き時代の安堵感を融合させた住まいをコンセプトとしました。外装や内装に色彩とデザインを取り入れ、リビングには細川様が家具屋で一目惚れされたという仙台箪笥が置かれ、より落ち着いた空間に。お客様にくつろいでいただきたいという日本人の「おもてなし」を感じさせてくれます。
又、養牛を営む細川様へ日常の中での利便性・快適性を実感頂く為に、靴や作業着の汚れを気にせずすぐに脱衣所・お風呂・キッチンといった水廻りへアクセス出来る様、昔ながらの「土間」を設計に取り入れました。実はこれまで離れにあったというお風呂。天候や時間を気にせず気軽に利用できるようになった事に一番喜ばれたのは旦那様。「ただ風呂の中で大声で歌えなくなっちゃったなあ」と、冗談を織り交ぜながら一番のお気に入りの空間をお話いただきました。
キッチンにはIHのシステムキッチンを採用。最初は使い方にとまどった、という奥様も「実際に使ってみたら、前より簡単で、しかも本当に経済的!」と喜ばれます。機密性の高い機能性住宅へと生まれ変わった事に加え、エコキュートの活用で、光熱費もぐっと節約。「夏涼しく、冬暖かな暮らし」が、低燃費で叶ったことも大きなメリットとなりました。又、奥様たってのご希望で「味噌部屋」も造作。エコキュートやIH等、新化した住宅設備の他、昔からの知恵として継承される味噌樽や漬物樽などを置く冷暗所が、予想以上に重宝しているとの事で、大変ご満足頂きました。
一階にある8畳の和室も2間設け、繊細な欄間も目に涼やか。はきだし窓からは庭の立派な松を正面に見る事が出来ます。 盆や正月に親戚が集う際は、ふすまを外し16畳の広間として温かく笑顔が絶えない賑やかな空間になる事でしょう。
仕上がりのひとつ一つから、担当者と細川様の対話が聞こえてくるようなあたたかな家。温故知新が調和する幸せな施工となりました。

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