ヒートショックが気になる年頃
2019.01.25
こんにちわ!
今年は雪が少ない♪なんて喜んでいたら、ここ連日の雪。
朝晩は路面凍結。
寒い毎日が続いています。
更に今日は最強寒波がやってくる。嫌だな~。怖いな~。
白くない大地、青い空、乾いた道路が早く見たい!
でも、ニュースで北海道や青森の映像をみると、山形はほんの少しの寒さ・・・と、言い聞かせながら過ごしています。
この季節になると、最近では誰もが耳にする「ヒートショック」が気になります。
私も少し前までは、寒いけど仕方ない位の感覚で脱衣室やお手洗いに行ってましたが、最近とても気になるようになりました。歳のせいなのか・・・。
なるべく脱衣場は暖めて、浴室も湯船の蓋を開けて温めて・・と頑張ってはいますが、やはり常にいる部屋との気温の差は否めません。
自分では日常と思っていても、「ヒートショック」は突然やってくるので、油断禁物です。
日本の家屋は、仕切られていることが多いため、寒暖の差が出ます。
現在は、家の外部に面するところには断熱材が施され、サッシもペアガラス等断熱性能が良い物なので例え仕切られていても昔の家ほど寒暖の差も緩和されています。
しかし、築40年位の家では断熱材もなく、築30年くらいでやっと薄い断熱材が入っているような状況です。
その位の年数の断熱材であれば内部結露等で、黒く変色してしまい効果は無い状態になっている可能性があります。
写真は壁を解体したら出てきた昔の断熱材です。
こうなると内外の気温差の為、部屋の内部も結露してクロス等にカビが発生してきます。
このような状態では、寒さは必須ですね。
2重サッシにしたら・・と思われがちですが、それだけでは済まない事もあるのが事実です。
このような状況であれば、古い断熱材を取り除き、新しい断熱材に入れ替えをして断熱する。
クロスにカビが発生しているならば、既に下地のボードもカビが発生していますので交換すことをお勧めします。
日本は「寒さは人を強くする」という考え方だそうですが、欧米は「寒さは人を弱くする」といって家全体を就寝時も暖めるようにしているそうです。
暖房費は高いですし、断熱工事費も、それなりに掛かりますが、断熱工事をすることで暖房費のコストも抑えることができ、ヒートショック予防にもなります。
皆様もご家族で築年数等見直し、ご検討してみてはいかがでしょうか?
健康、笑顔、が一番です!そして・・春よ来い!
(山形支店 田中)