防犯対策といえば、外部の侵入を防ぐことに目が向きがちですが、室内にも工夫を凝らすことで、住まい全体の安全性をさらに高めることができます。
今回は、室内リフォームを通じて防犯性を向上させるためのポイントを4つに絞ってご紹介します。
●セーフルームとして使える鍵付きスペースの設置
強盗と遭遇した際、まず最優先すべきは「逃げる」ことです。
しかし逃げることができない場合は、家の中に安全に避難できる場所を確保しておくことが大切です。
たとえば、内側から施錠できる鍵を取り付けるだけで、寝室やランドリールームが一時的な「セーフルーム」に早変わりします。
普段は気づきにくい小さな工夫ですが、安心感がプラスされます。
対策のポイント:
内側施錠の鍵:内側施錠の鍵は、侵入者を足止めし、安全確保や通報の時間を稼ぐ重要な防犯対策になります。
防犯アラーム:異常が発生した際に、室内から迅速に異変を知らせられるようにします。
備品の常備:携帯電話の充電器や懐中電灯、防犯スプレーなど、万が一に備えて安全を確保しましょう。
●プライバシーを守るランドリールームの設置
日常の洗濯物干し、どんなふうにしていますか?
外干しだと、ご家族の生活パターンや家庭の様子が外部に伝わるリスクがあります。
室内に専用のランドリールームを設置すれば、プライバシーを守ると同時に防犯性を高めることができます。
季節や天候に関係なく 快適に洗濯物を乾かせるのも魅力です。
対策のポイント:
窓の防犯対策:防犯ガラスや遮光ブラインドを取り付けて外からの視線をブロックしましょう。
●キッチンの勝手口を防犯仕様に変更
勝手口は、実は侵入者が狙いやすい場所のひとつ。ですが、ちょっとしたリフォームで安全性をぐっと高めることができます。
鍵やドア周りの工夫で、家族の大切な暮らしを守りましょう。
対策のポイント:
鍵の強化:ピッキング対策が施された鍵に変更し、補助錠を取り付けることで侵入を難しくします。
ガラス部分の対策:面格子や防犯フィルムを使って、ガラス破りを予防します。
勝手口周りの整備:防犯砂利を敷いたり、センサーライトを設置して、不審者が近づきにくい環境を作ります。
●宅配ボックスの設置
近年、宅配サービスの利用が増える一方で、宅配業者を装った強盗のリスクも増加しています。
玄関で直接の受け渡しを避けるために、宅配ボックスを設置することで、安全性を高めることが可能です。
対策のポイント:
IoT宅配ボックス:IoT対応タイプの宅配ボックスなら、投函の様子や状況をスマートフォンで確認でき、さらに安心感が高まります。
室内の防犯対策は、侵入防止だけでなく万が一の安心にもつながります。
まずはできることから始めてみませんか。
クラシタスは仙台・大崎・石巻・岩手・一関・札幌エリアで30年以上、4万件以上の施工実績。
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