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寒波に備える!冬の凍結対策3つのポイント facebook

冬の大寒波がやってくると、水道管や屋外設備の凍結が心配になります。
特に普段は雪が少ない地域では、急な冷え込みに対策が追いつかず、思わぬトラブルにつながることも。
ここでは、年に数回の大寒波にも対応できる凍結対策のポイントを紹介します。

●水道管の凍結を防ぐには?

水道管が凍ると、破裂して修理が必要になることも。
そうならないために、大寒波到来前に「水抜き」と「保温」をしておくと安心です。

水抜きの方法

①水抜栓の場所を確認する。
②水抜栓を時計回りにしっかり閉める。
③蛇口を開け、水が出なくなるまで抜く。
④蛇口を閉める。

※水抜栓がない場合は、蛇口から少しずつ水を出し続けるのも有効です。

水道管の保温

屋外の水道管には、タオルや保温材を巻きつけてビニールテープで固定すると安心です。

●給湯器を凍結から守るには?

寒波のとき、給湯器が凍結するとお湯が使えなくなることがあります。
次の対策をしておきましょう。

給湯栓から少し水を流す

お湯の蛇口を少量開けて水を流し続けると、配管の凍結を防げます。

浴槽に一定量の水をためておく(追いだき機能付きの場合)

浴槽の循環アダプターの上5cm以上の水をためておくと、自動で水が循環し、凍結を防ぎます。
給湯器の電源はオンオフどちらでも構いません。

屋外の配管の保温をする

屋外にある給湯器の配管に、保温材や凍結防止帯を巻くと、凍りにくくなります。

※給湯器本体には凍結防止ヒーターがついているため、本体の電源は抜かないようにしましょう。

●エアコンの室外機を守るには?

室外機には自動霜取り機能がついています。
寒波が来る前に、室外機の周りをチェックしましょう。

室外機の前に物を置かない

空気の流れが悪くなると、エアコンの性能が落ちることがあります。
室外機の前後30cmほどはスペースを空けておきましょう。

雪を取り除く

室外機の吹き出し口に雪が積もると、運転が止まることがあります。
こまめに雪を払っておきましょう。
ただし、室外機が凍っていても、お湯や水をかけては絶対にいけません。
故障の原因になります。

霜取り運転は正常な動作

エアコンの暖房運転中に一時的に止まることがありますが、これは霜を取るための正常な動作です。焦らず待ちましょう。

●まとめ

大寒波が予想されるときは、次のことをチェックしておくと安心です。

✅水道管の水抜き・保温
✅給湯器の凍結対策(通水・浴槽の水をためる・配管の保温)
✅エアコン室外機の対策(周囲30cmのスペース確保)

事前にしっかり準備して、寒波に備えたいですね。

 

参考:
仙台市水道局:寒くなったら水道管の凍結にご注意くださいhttps://www.suidou.city.sendai.jp/nx_html/02kurashi/02207.html

ダイキン工業株式会社:大雪の困りごとと解決法https://www.daikin.co.jp/air/life/laboratory/snow

株式会社ノーリツ「寒波・凍結・積雪」https://www.noritz.co.jp/aftersupport/disaster/cold_wave.html

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