2月の寒さが厳しくなると、「寝室が冷えすぎて、布団から出られない!」と感じることはありませんか?
特に冬は、寝室の温度が下がりやすく、布団の中と外の温度差が大きくなるため、スムーズに起きるのが難しくなりますよね。
朝の冷え込みを防ぐには、暖房だけに頼らず、冷気の侵入を防ぐ工夫や、就寝前のちょっとした対策が大切です。
今回は、特に重要な「コールドドラフト現象」「窓からの冷気」「布団を温める工夫」に注目し、冬の朝を快適に迎えるための方法をご紹介します。
冬の寝室が寒く感じる原因の一つが、「コールドドラフト現象」です。
これは、窓や壁で冷やされた空気が床へ流れ込み、部屋の下部に冷気がたまる現象のこと。
特にフローリングの寝室では冷気が滞留しやすく、足元が冷えてしまいます。
コールドドラフト現象を防ぐには?
・床に直接敷く布団をやめ、ベッドを使う
・ベッドの位置を窓や壁から少し離す
・ラグやカーペットを敷いて、床からの冷えをブロック
フローリングの寝室なら、厚手のラグやホットカーペットを活用すると、床からの冷気をシャットアウトできます。
断熱効果のあるラグやコルクマットを敷くのも効果的ですよ。
寝室の冷え込みの最大の原因は、「窓からの冷気」です。
窓ガラスが外気で冷やされると、室内の暖かい空気が奪われ、部屋全体が寒くなってしまいます。
さらに、結露が発生し、カビの原因になることも。
窓の冷気を防ぐには?
・断熱シートやプチプチシートを窓に貼る
・遮熱・断熱カーテンや厚手のカーテンで冷気をシャットアウト
・暖房器具は窓の近くに置いて冷気を暖める
特に、厚手のカーテンは床までしっかり届く長さのものを選ぶと、暖気が逃げにくくなります。
さらに、カーテンの内側にもう一枚、遮熱・断熱タイプのレースカーテンを追加すると、保温効果がアップします。
朝の冷え込みを防ぐには、布団の中を温める工夫も大切です。
特に、敷布団やベッドマットは冷えやすいため、ちょっとした工夫で暖かさが変わります。
布団を温める方法
・寝る前に湯たんぽを布団に入れる
・電気毛布を短時間使って、布団全体を温める
・厚手の敷パッドを敷いて、床からの冷えを防ぐ
電気毛布はつけっぱなしにすると乾燥の原因になるため、オンタイマー付きのものを活用し、起きる前に温めるといいでしょう。
さらに、敷布団やマットレスの下に断熱シートや厚手の敷パッドを敷くと、地面からの冷えを防ぎ、より暖かく眠れます。
寝室の寒さ対策をしっかり行えば、朝の目覚めがスムーズになり、寒い季節でも快適に過ごせます。
ぜひ、実践してみてくださいね。