台風や突風がくるたびに、「うちの屋根、大丈夫かな?」と思ったことはありませんか?
瓦屋根は風情があって素敵ですが、強風で飛ばされたり、崩れたりするリスクもあります。
でも、ちゃんと対策すれば安心です。
今回は、瓦屋根の強風対策について、わかりやすく紹介します。
最近の新築住宅では、瓦をしっかり固定することが義務化されています。
以前の家では、瓦を並べて一部を固定するだけのことも多かったのですが、台風時の被害などが多かったことから、今は一枚一枚の瓦を固定することが義務となりました。
これで強風や地震にも強くなりました。
ただし、このルールが適用されるのは2022年1月以降に建てた新築だけ。
それ以前の瓦屋根の家に住んでいる人は、自分で対策しておきたいところです。
強風で瓦が飛ばされると、屋根が壊れるだけでなく、飛んだ瓦が近所の家や車、人に当たることも。
だからこそ、早めに点検しておきたいところです。
ただし、自分で屋根に登るのはとても危険です。
点検や補修は、信頼できる工務店や専門業者に相談するのがおすすめです。
特に築年数が経っている家は、一度専門業者に耐風性能をチェックしてもらうとよいでしょう。
もし強度が足りない場合は、耐風性能の高い屋根にふきかえたり、瓦を固定したりするなどで補強できます。
実際、台風や地震のたびに、瓦が飛んだり落ちたりする被害が全国で発生しています。
だからこそ事前の対策が大切なのです。
「屋根の修理ってお金がかかるし…」と思っているなら、補助金の活用も考えてみましょう。
国や自治体では、屋根の耐風診断や葺き替え工事に対する支援制度を設けている場合があります。
例えば、2025年4月時点では「子育てグリーン住宅支援事業」が利用可能で、屋根や天井の断熱改修が補助対象になっています。
昨年度も「長期優良住宅化リフォーム推進事業」など複数の補助制度があり、今年度もこれからさらに公表されていくと考えられます。
また、自治体ごとに屋根の耐風改修や耐震補強を支援する助成金が用意されていることも。例えば、かわらぶき技能士などの専門業者による耐風診断や、基準を満たさない瓦屋根の葺き替え工事に対して、費用の一部が補助される制度があります。
補助の条件や金額は地域によって異なるため、お住まいの自治体のホームページや役所で最新情報をチェックしてみるのもいいでしょう。
最近の新築では瓦の固定が義務化され、強風や地震にも強くなりました。
しかし、古い家では固定が不十分なことも多く、点検や補強が必要です。
強風や地震による被害を防ぐために、屋根の耐風性能を確認し、必要なら専門業者に相談しましょう。
補助金制度を活用すれば、修理の負担を軽減できるかもしれません。
安心して暮らせる住まいのために、早めの対策を心がけたいですね。
クラシタスは仙台・大崎・石巻・岩手・一関・札幌エリアで30年以上、4万件以上の施工実績。
屋根の点検や補修について気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
当社ホームページでは施工事例も多数掲載中です。
※出典:
あなたの家の瓦は大丈夫?新築住宅の瓦屋根の強風対策が義務化!
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202110/1.html