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5月に見直したい◎ペットの防災バッグチェックリスト facebook

地震や台風など、突然起こる自然災害。
そんなとき、大切な家族の一員であるペットの防災準備、きちんとできていますか?

特に、避難時に必要となる「持ち出しバッグ(避難バッグ)」の中身は、今のうちにチェックしておくことが大切です。
気候が安定している5月は、防災グッズの見直しにぴったりの時期。
このタイミングを活かして、「うちの子」を守る準備を進めましょう!

 

【なぜ5月?】見直しに最適な季節なんです

5月は暑すぎず寒すぎず、家の中の片づけや備えの見直しにも最適な季節。
梅雨や台風が本格化する6月前に、余裕をもって準備できる今がチャンスです。

また、6月は「みやぎ県民防災の日」(6/12)など地域の防災イベントや避難訓練が増える時期。
実際に、宮城県仙台市や利府町ではペット同伴の避難訓練が実施されたことがあります。

こうしたイベントの情報は5月中に発信されることも多いため、事前にチェックしておくと安心ですよ。

 

【これだけは入れて!】ペット用「持ち出しバッグ」の中身チェックリスト

もし避難が必要になったとき、慌てずすぐ持ち出せるように、バッグの中身はあらかじめ揃えておきましょう。
環境省のガイドラインでは、最低5日分、できれば7日分の備えが推奨されています。

▼ ペット用避難バッグに必ず入れておきたいもの:

  • フードと飲み水(5〜7日分)
  • 常備薬・療法食(必要に応じて)
  • キャリーケースやバッグ・リード(移動時の安全のため)
  • ペットシーツ
  • トイレ用品(使い慣れたものが望ましい)
  • 排せつ物の処理用具
  • 食器類
  • 予備の首輪やハーネス、迷子札

▼ さらにそろえておくと安心なもの:

  • ワクチン証明、健康記録
  • ペットの写真
  • 緊急連絡先(預け先含む)
  • タオル、ブラシ
  • ウェットタオルや清浄綿(目・耳のケアなど)
  • ビニール袋(排泄物などの処理用)
  • 匂い付きのおもちゃなどお気に入りの品
  • 洗濯ネット(猫の移動・保護に便利)
  • ガムテープやマジック(ケージ補修や情報掲示など多用途)

これらは家族の防災バッグの近くに一緒に保管しておくのがおすすめです。
重たいものは車や玄関近くの収納に分けておけば、すぐに持ち出せて安心です。

 

【今からできる】日常の中で防災意識を高めよう

いざというときにペットをスムーズに連れて避難できるように、日ごろからのトレーニングや情報確認も大切です。

▼ 日常の中でできるペットの防災対策:

  • 「おいで」「まて」などの基本的なしつけをしておく
  • キャリーケースやリードに慣れさせる
  • 近くの避難所がペット同伴可能かどうかを確認しておく
  • 防災訓練があれば、一緒に参加してみる

5月の今こそ「うちの子の防災バッグ」をチェック!

忙しい毎日でも、5月の少しの時間を使って「持ち出しバッグ」の準備や見直しをしておくだけで、万が一のときの安心感がぐっと高まります。

まずは今あるバッグの中身をチェックするだけでもOK!
今日できることから、ペットの防災対策を始めてみましょう。

 

※参考:
ペットの災害対策(環境省)
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/disaster.html

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