「リフォームに補助金が使えるかもしれない」――そんな話を耳にしたことはありませんか?
実は、国や自治体では、省エネやバリアフリーなど、暮らしをより良くするリフォームに対して、一定の金額を支援してくれる制度を設けています。
条件に合えば、自己負担をぐっと軽くできるチャンス。
まずは「補助金って何だろう?」と気軽に知ってみることから始めてみませんか。
今回は、リフォームが初めての方でもわかるように、「補助金って何?」という基本から、2025年の制度、申請のタイミングまで、わかりやすくご紹介します。
リフォーム補助金とは、住まいの性能を高める工事に対して、国や自治体が費用の一部を負担してくれる制度です。
たとえば、断熱効果の高い窓に交換する工事や、高齢の家族のために手すりを設置するようなバリアフリー改修などが対象になります。
一見、自分には関係ないように思えるかもしれませんが、実は日常的なリフォームでも使えることが多く、特別な事情がなくても申請できるケースもあります。知らずに損してしまうのは、もったいない話です。
2025年度は、家族の暮らしを支える世代にうれしいリフォーム補助制度がいくつも用意されています。
以下のような制度が代表的です。
■子育てグリーン住宅支援事業
省エネ性能や子育てしやすさを高めるリフォームに補助が出る制度です。
窓や壁の断熱、エコ設備の設置、バリアフリー化、子育て対応の内装改修などが対象で、所定の工事を2種類以上組み合わせることが条件です。
対象工事の一例:
・窓などの断熱改修
・子育て対応改修(掃除しやすい内装など)
・バリアフリー化や防災性の向上
・空気清浄機能付きエアコンの設置 など
■先進的窓リノベ2025事業
窓の断熱性能向上のリフォームに特化した補助制度です。
対象工事の例:
・ガラス交換
・内窓の設置
・外窓の交換
・断熱性の高いドアへの交換
■給湯省エネ2025事業
省エネ性能の高い給湯器の設置に対する補助制度です。エコキュート、ハイブリッド給湯器、エネファームの性能や種類に応じて、定額の補助金が受け取れます。
■介護保険による住宅改修補助
要支援・要介護認定を受けた方が住む住宅に対して補助が利用できます。
対象となる改修内容:
・手すりの設置
・段差の解消
・扉の引き戸化
・トイレの洋式化 など
「せっかく制度があるなら、ぜひ利用したい!」と思った方に、ぜひ知っておいてほしいポイントを3つ紹介します。
■ 申請は工事の前に!
補助金の申請は、ほとんどが工事を始める前に行う必要があります。
工事がスタートしてしまったあとでは、原則として申請ができません。
■ 予算には上限がある
多くの補助金には年度ごとの予算枠があり、申し込みが集中すると、予定よりも早く受付が終了してしまうこともあります。
「知っていたのに間に合わなかった…」という事態を避けるためにも、早めの行動が大切です。
■ 申請は施工業者が代行
多くの補助金は個人で申請することができません。
たとえば「子育てグリーン住宅支援事業」「先進的窓リノベ2025事業」「給湯省エネ2025事業」は、施工業者が申請を行います。
だからこそ、まずは信頼できる施工業者やリフォーム会社に相談し、制度の適用が可能かどうか、早めに確認しておくことがポイントとなります。
補助金のことは、知らなければ使えません。
「こんなサポートがあるんだ!」と知るだけでも、リフォームがぐっと身近に感じられるはずです。
長年気になっていた住まいの不便や悩みを解決するなら、補助金が使える今こそはじめ時かもしれません。
「うちも当てはまるかも?」と思ったら、まずは信頼できるリフォーム会社へ気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
クラシタスは仙台・大崎・石巻・岩手・一関・札幌エリアで30年以上、4万件以上の施工実績。
補助金を活用したリフォームのご相談も承っています。お気軽にお問い合わせください。
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