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2025.05.30 インテリア

間接照明の工夫で、暮らしをもっと快適に facebook

「お部屋の雰囲気をもっとおしゃれにしたい」「家族みんながくつろげる空間にしたい」
そんなときに見直してみたいのが“照明”です。

家具を動かさなくても、光の色や置き方を少し工夫するだけで、ぐっと心地よく快適な空間に。

今回は、照明の活用の仕方のポイントをご紹介します。

光の色で空間の「雰囲気」を変える

照明の光には、大きく分けて白っぽい「昼白色」とオレンジがかった「電球色」、青みがかった「昼光色」があります。

昼白色は自然な明るさで、キッチンや洗面所におすすめです。手元が見やすく家事がしやすい色味です。
電球色はあたたかみのある色合いで、リビングや寝室にぴったり。料理や木の家具がきれいに見える効果も。リラックス効果も高まります。
昼光色は文字が読みやすくなる色合いで、書斎や勉強部屋におすすめです。

リビングの白い蛍光灯を電球色のLEDに替えるだけでも、部屋の空気感がふんわりと優しくなりますよ。

また、調光・調色機能つきのLEDなら、ひとつで「昼白色」と「電球色」の使い分けもできて便利です。

主照明+間接照明で、くつろぎ空間に

天井のシーリングライトだけで部屋を照らしていると、どこかのっぺりとした印象になりがちです。

そんなときは、間接照明をプラスするのがおすすめです。
光と影のバランスが生まれて、空間がぐっとおしゃれに、心地よく見えるようになります。

置き場所のコツはこちら:

  • テレビの横にフロアランプ

    → 目の疲れをやわらげて、夜のくつろぎ時間にもぴったりです。

  • ソファの横にテーブルランプ

    → カフェのような落ち着いた雰囲気に。

  • 部屋の隅に小さなスタンドライト
    → 空間に奥行きが出て、夜はこれ1つでくつろげるやさしい明かりになります。

ポイントは、光の「位置」と「色」。

間接照明は、光源が直接目に入らないように設置するのがコツです。
たとえば、天井や壁に光を当てるようにしたり、小さなライトは目線よりも低い位置に置くのがおすすめ。やわらかい明かりが空間をやさしく包み込みます。

また、間接照明を複数使うときは、光の色を揃えるのも大切なポイント。バラつきがなくなり、空間に統一感が生まれて、より洗練された印象になります。

廊下・階段にも“ちょい足し”で安心と便利を

玄関や廊下の照明は、明るければOKと思われがち。
でも、ちょっとの工夫で見た目も使い勝手もアップしますよ。

取り入れ方のアイデア:

  • 人感センサー付きLEDライト
    →廊下や階段におすすめ。夜間の移動も安心。

  • 足元灯(フットライト)
    →コンセント式の小型ライトを壁際に置くだけで夜でもまぶしくなく歩きやすい。

  • 壁に取り付ける小型のブラケットライト
    →やさしい光で通路にアクセントを。リフォーム不要の電池式もあります。

暗くなりがちな場所に明かりがあると、安全性だけでなく、家全体の印象も明るくなります。

照明は、暮らしの“空気”を変えるアイテム

照明はインテリアの仕上げであり、気分を整えるスイッチでもあります。
まずは手持ちの部屋に、ひとつ小さな明かりを足してみませんか?
心までふんわり明るくなる変化を、きっと感じられますよ。

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