梅雨の季節、なんとなく気分が落ち込みやすい…そんな時こそ見直したいのが、家の中の“湿気ストレス”。
洗濯物やカビ、床のジメジメなど、小さな不快が積み重なるこの時期は、暮らしを見直すチャンスでもあります。
今回は、よくある梅雨のストレスと、それを解消するリフォームのアイデアをご紹介します。
梅雨のストレスの定番といえば「洗濯物が乾かない」問題。
部屋干しが続くと、においや生活臭が気になりがちですよね。
そこでおすすめなのが、風通しを確保しやすい天井吊り下げ型の室内物干しや浴室乾燥機の導入。
空気がこもりにくく、乾きやすさがアップするので、においの発生も抑えられます。
さらに余裕があれば、換気機能付きのランドリールームを設けるのも効果的です。
洗濯のストレスが減ると、家事全体の流れもスムーズになりますよ。
湿気がこもると窓の結露や壁のカビが発生しやすくなり、掃除の手間や健康面の心配も。
対策として、断熱性や湿度コントロールの効く二重窓や複層ガラス、樹脂製のサッシに変えることが効果的です。
また、調湿機能のある壁材を取り入れるのもおすすめ。室内の見た目もすっきりして、お部屋の空気もなんだか軽く感じられますよ。
床が湿っていると、素足で歩くのもスリッパも不快。
特に合板フローリングは湿気を逃がしにくいため、素足で歩いたときにペタペタとした感触が出やすくなります。
そこで、調湿性に優れた無垢材のフローリングがおすすめ。
無垢材は木そのものに自然の調湿作用があり、梅雨時に素足で歩いてもサラッと快適に感じられます。
毎日立つ場所だからこそ、足元の快適さは大切ですよね。
気づきにくい“梅雨ストレス”は、日々の暮らしの中でじわじわと不快感を広げます。
だけど住まいを少し見直すだけで、気分も家事もぐっとラクになります。
雨の季節を快適に過ごすためのリフォーム、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。