
梅雨の時期になると、「なんだか家の中がにおう気がする・・・」と感じることはありませんか?
湿気が多い6月は、ニオイの原因となる菌が繁殖しやすい季節です。
芳香剤でごまかそうとしても、原因が残ったままではなかなか改善しません。
今回は、家の中で特にニオイが発生しやすい場所と、今日からできる簡単な対策をご紹介します。

玄関のドアを開けた瞬間に漂うニオイの正体。
その原因の多くは、靴箱にあるかもしれません。
一日中履いた靴は、コップ1杯分もの汗を吸っていると言われています。
高い湿度と靴の中の体温、そして足の皮脂汚れが混ざり合うことで、雑菌が増殖し独特のニオイを発生させます。
すぐできる対策
・帰宅後の靴はすぐに靴箱へしまわず、半日ほど風通しのよい場所で乾かす
・靴箱の下段に新聞紙を敷いて湿気を吸わせる
・ときどき靴箱の扉を開けて風を通す
少し手間をかけるだけでも、玄関のこもったニオイが軽減しやすくなります。

キッチンや浴室、洗面所などの水まわりから漂うニオイ。その正体は、細菌が分泌する粘着質なバイオフィルム(ぬめり)です。
キッチンでは食材の残りカスや油汚れ、浴室では皮脂やシャンプーの残りなどが栄養源となり、水分を得て増殖します。
特に排水口の奥で発生したニオイは、部屋全体へ広がりやすいのが特徴です。
すぐできる対策
・シンクや排水口まわりのこまめな掃除
・アルミホイルを丸めてゴミ受けに入れておく(ぬめり防止に効果的)
・パイプ掃除を行う(パイプクリーナーや排水口に重曹とクエン酸(または酢)を振りかけて発泡させ、ぬるま湯で洗い流す)
熱湯を流すと配管を傷める場合があるため、掃除にはぬるま湯を使うのがおすすめです。
「特定の場所ではないけれど、部屋全体がなんとなく匂う」という場合は、布製品や壁紙に染み付いたニオイが原因かもしれません。
料理の油煙やペットの体臭、汗などは、カーテンやソファなどの布製品に少しずつ蓄積します。
湿気の多い時期になると、それらのニオイが空気中に放出されやすくなります。
すぐできる対策
・カーテンやクッションカバーを一つだけでも洗ってみる
・ソファやラグに消臭スプレーを使う
・壁や家具を固く絞った布で拭く
また、雨の日でも換気扇を回しながら窓を2か所以上、5〜10cmほど開けると、空気の通り道ができ、湿気とともにニオイを外へ逃がしやすくなります。

おうちのニオイの正体は、どれも「湿気」と「汚れ」が結びついて発生しています。
湿気をため込まないこと、汚れをこまめに取り除くこと。
この2つを意識するだけでも、ニオイ対策の効果は大きく変わります。
新聞紙やアルミホイルなど身近なものも活用しながら、梅雨時期も快適で心地よい住まいを保っていきましょう。
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