クロスの機能性と価格の紹介!
2024.06.21
壁や天井に施工するクロスの機能性と一体どのくらいの費用が掛かるのかを紹介します。
消臭効果
消臭効果のあるクロスは、気になる生活臭をクロスの表面に加工されている消臭剤が、臭いを吸着させ消臭する仕組みになっています。
オフィスならトイレや休憩室などにおすすめで、最近気になる抗菌効果も発揮します。
効果の持続期間は、約10年程度といわれています。
防カビ効果
湿気の多い場所では、クロスにカビが発生することがあります。
カビは、鼻炎や喘息などのアレルギー症状の原因となり、酷い場合は肺炎を引き起こしたり人体に悪影響を及ぼします。
オフィスでは、スタッフの健康と快適に仕事ができる環境が必要なので、湿気の多い環境にはおすすめです。
抗菌効果
クロスの表面に抗菌剤が使用されているので、あらゆる菌の増殖を抑制します。
オフィスでは、勤務されるスタッフや来社される関係者など、さまざまな人が行き交います。
菌が気になるご時世なので、抗菌効果のあるクロスを使用することは、企業のイメージにもつながるクロスでは無いでしょうか。
耐久性効果
耐久性効果のあるクロスは、表面に耐久性のある特殊フィルムが加工してあります。
オフィスでは、デスクやチェアなどを移動したり、新しい収納庫など大きな物を搬入、搬出したりします。
その際に壁への衝撃などで、クロスが損傷しにくいように加工されているので、綺麗な壁を保つことができます。
その他にも、湿気を調節してくれる吸放出効果や汚れ防止効果、マイナスイオン効果、不燃性のある防火機能のあるクロスもあります。
それぞれのオフィス環境に応じて、どのクロスが適しているかはケースバイケースです。
目的や予算、企業イメージやコンセプトを考慮して、どのクロスが最適か業者にアドバイスと提案をしてもらいましょう。
オフィスのクロス張り替え費用相場
オフィスのクロス張り替えにかかる費用の相場は、種類やグレード、素材によって変わります。
おおよその費用をグレード・素材・タイプ別に紹介します。
・ビニールクロス
グレード |
1平米の費用相場(材料・施工費込み) |
スタンダード(量産品) |
1,000円〜 |
ハイグレード(1000番台) |
1,300円〜 |
・織物クロス
素材 |
1平米の費用相場(材料・施工費込み) |
レーヨン素材 |
1,500円〜 |
不織布(繊維をシート状にしたクロス) |
2,500円〜 |
シルク素材(シルク100%) |
10,000円〜 |
・紙クロス
タイプ |
1平米の費用相場(材料・施工費込み) |
国産和紙 |
1,500円〜 |
欧米製紙クロス |
2,500円〜 |
その他に廃材処分費用が一式1,000〜2,000円程度、収納庫の移動やエアコンなど電気製品の脱着など別途見積もりが必要な場合もあるので注意しましょう。
オフィスのクロス張り替え平米単価とメートル単価とは?
クロスの張り替え料金の見積もりを確認する際に、2通りの表記方法があるので注意が必要です。
1㎡(1平米)で表記される「平米単価」、1m(1メートル)で表記される「メートル単価」
があります。
その2つの表記方法について、しっかりと理解をしておきましょう。
・平米単価とは?
平米単価とは1平方メートルの張り替え単価を指します。
平米単価は、メートル単価に比べて価格が高くなってしまいます。
理由は、クロスの製品は幅が90cmのため0,1平方メートル分のロスを見込んだ費用が加算されるからです。
・メートル単価とは?
メートル単価とは、1メートルの長さあたりの単価を指します。
壁なら、一面に必要な長さをメートル数で計算しますので、平米単価とは違った計算方法になってしまいます。
業者によって表記方法はさまざまですが、数字だけ見ればメートル単価の方が安く感じますが、実際はほぼ同じなのです。
見積もりを確認する際は、2つの単価表記があることを踏まえて、どちらの表記になっているかで判断することが必要です。