リフォームを成功に導くために!
2025.01.11
家族が揃う年末年始などの時期は、リフォームやリノベーションについて家族会議をする絶好のタイミングです。
どのようなことを検討すればいいのか、着目点や気をつけるポイントなどについて紹介していきましょう。
リフォームする目的や優先順位を決める
リフォームをする上で重要なのは 最初の準備段階です。
ここできちんと我が家のリフォームについて、家族で話し合いリフォームの目的を共有することが重要です。
例えばキッチンが古くなったから交換したいということだけではなく、キッチンが老朽化してどんなことに困っているのか、キッチンを新しくしてどのような生活をしたいのかなど、自分たちの暮らしに落とし込むことで家族それぞれの意思や考え方を共有しやすくなります。
そうした家族間の話し合いをしないまま、いきなりリフォーム会社に見積もりを依頼してしまう人が多いのが現状です。
何らかの検討材料を得てから家族で話し合おうと思われるのかもしれませんが、家族の意思疎通のないままだと、見積もりの金額などに目を奪われて本来の目的を見失ってしまいます。
そうなると後になって後悔することも少なくないのです。
リフォーム会社の得意分野を調べる
リフォーム会社もたくさんある中でどこを選んでいいのか分からない人が多いのが現状です。
トイレやキッチンなど部位別のリフォーム事例が多い会社もあれば、 LDK 全体や家一軒丸ごと といった大規模リフォームのノウハウが豊かな会社など、それぞれ得意とする分野があります。
自分たちが目指すリフォームに適した会社を見つけることが重要なので、リフォーム会社の得意分野を見極めることが必要です。
自分たちの要望にあったリフォーム会社かどうかをチェックするためには、まず各社のホームページなどから施工事例や実績、経験などを見ることが必要です。
小規模な部位別の工事が多い会社やデザイン性に注力している会社など、おおよその傾向がつかめるはずです。
見積もりは価格だけではなく内容を見て判断
ホームページから依頼先の候補となりそうな会社を見つけたら連絡を取り、要望や諸条件を伝えてリフォーム費用の見積もりを取ります。
その場合1社だけではなく2〜3社に声をかけると良いでしょう。
知人の紹介という形などで1社だけに相談すると断りづらくなりますし、提案や見積もりの内容が妥当なのか見当がつかないこともあります。
あまり多くてもやり取りが複雑になるので 2〜3社が適当でしょう。
見積もりの書き方は会社によって異なるため、つい内容をよく見ずにトータルの金額で比較してしまいがちです。
例えば内装工事であっても、壁紙を張り替えるだけなのか壁の下地までやりかえるのかで大きく 金額は異なります。
一見安く思える金額でも実は後で追加費用が必要になる内容だったりすることも少なくありません。
反対に良心的にしっかりと手間をかけた工事を心掛ける会社ほど金額が高く見えてしまったりもします。
大切なのは準備段階で、リストアップした自分たちの叶えたいことがしっかりと工事に含まれているかどうかを見積書の内容について具体的に説明してもらうようにしましょう。
その説明の仕方が分かりやすいか、質問に対する応答の姿勢などもリフォーム会社を選ぶ基準の1つになります。