BELSを取得するメリットは?
2024.08.02
BELSを取得することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
BELS取得のメリットにフォーカスして解説します。
メリット①:星の数で評価が明確
BELSの目的は建築物のエネルギー消費性能を見える化することにあります。
省エネルギー性能の優れた建築物が一般市場で適切に評価され、皆様に選ばれるような環境整備を図ることを目的としています。
BELSは建物の省エネルギー度を5段階の評価の星のマークで表示するため、建築に関する知識の少ない人であっても、見た目で評価結果が即座に分かりやすいというメリットがあります。
また、エネルギー削減量や基準に適合しているかどうかも記載されているため、BELSを判断基準にすることで省エネ性能の高い住宅を選択することが可能になります。
メリット②:第三者機関の評価なので信頼性が高い
BELSは一般社団法人住宅性能評価・表示協会が運用しています。
そのため信頼性が高いのが特徴で消費者にとってもメリットになります。
ハウスメーカーや工務店などのデータは、それぞれ独自評価であることが多いので、分かりにくいところも多いでしょう。
しかし、BELSは各会社の基準ではなく第三者機関による評価のため、客観性に優れた評価ができるのです。
メリット③:ランニングコスト削減に繋がる
BELSの認定を受けている住宅は省エネルギー住宅といえます。
省エネルギー性能が高いということは、電気代などの光熱費が節約になり、少ない消費エネルギーで生活することが可能になります。
そのためBELSの指標が高ければ高いほど光熱費のランニングコストの節約につながるのです。
メリット④:補助金制度の申請に活用できる
現在、国ではZEH住宅の建築を推進しているため、購入を支援する補助金制度も用意されています。
この補助金を利用するためには、購入する住宅がZEH基準を満たしていることが必要になるのでその証明は必須です。
BELSの認定を受けている住宅であれば、補助金を申請する際の証明として活用できるので、間接的にコストの削減にもつながります。
メリット⑤:売却時に性能評価を証明できる
BELSを取得していると住宅の省エネルギー性能の証明につながります。
つまり、その住宅の資産価値は高く評価され、売却する際にもその価値を落とさずに価格設定することができます。
そのため通常の一般住宅よりも付加価値が認められ、売却する価格もその評価に対して適正な価格で売買することが可能になります。
BELSは住宅の省エネルギー性能を設定する制度です。
星の数でその住宅の性能が明確に判断できるということは、一般消費者にとって非常に分かりやすい制度となっています。
星1から星5までのランクが存在し、その星の数で判断できるのはBELSのメリットではないでしょうか。
BELSを取得している住宅を選ぶことで、省エネルギー性能が保証される価値の高い、信頼性のある住宅を選択することができます。
その他にも一定の条件を満たせば、ZEH住宅に関する補助金が受けられるメリットもあります。
BELSは第三者機関の客観的な評価で示されているため信頼性も高く、自宅の資産価値を証明してくれることにも繋がるでしょう。
是非、住宅を建てる方はBELSの制度を意識した住宅を検討してはいかがでしょうか。