“できない”を“できる”に変える、その達成感をモチベーションに

仙台支店 係長
関本 政和

  • 屋根職人である叔父の背中に憧れ職人の道へ

    仙台支店で腕をふるう関本は、職人の道に入り、今年で10年以上になります。この仕事を志したきっかけは、屋根職人であった叔父の姿でした。「中学校のとき、叔父さんが屋根の上で仕事をしている様子を見て、単純に”カッコイイ“と思ったんですよね」。そんな憧れを胸に、クラシタスの門を叩いたのは高校卒業後の19歳。板金ではハサミの使い方に慣れることが、最初の難関でした。「単にまっすぐ切る、ということがどれだけ難しいか…。」当時は、仕事が終わった後の会社で毎日練習の日々。最初の4~5年はとにかく毎日怒られるシーンの連続。「自分は”キツい“と思う反面、できないことができるようになる”楽しさ“の方が勝った。だから続いたんですね」。と、振り返ります。

  • 視野を広くする「多能工」として働くメリットと役割

    クラシタスの職人は、「多能工」であることを求められます。関本も屋根職人だけではなく、ときに左官工や、大工、塗装工として働くことも。宮城県の「ものづくりマイスター制度」を利用した講習会に月1回参加するほか、先輩の手元を見ながら、これらの知識や技術を、一つ一つ増やす努力をしてきました。専門の職人に対し、「多能工」は、より広い視野で仕事を見ることができます。全体の進行を理解することで、状況を俯瞰することができる。それによって、先を予測して、事前に対応することが可能になります。「現場に入っている他の職人さんとのやりとりも、自分が知識を持つことでスムーズにいく。そして何より、お客様の疑問やニーズに対して、より的確な答えが出せる。プラスαのご提案にもつながるんです」。