言い伝え
2019.03.02
『チリ地震津波(1960年)の時は川の水が引いて、地面で魚が跳ねている光景があったんだよ。。。』
当時河口近くに住んでいた親から、何度となく聞かされていた話が、我が身を救う大きなきっかけになるとは。。。
海から数百メートルのところを運転している時にあの大きな揺れを感じ、ラジオから流れる緊急地震速報と同時に、津波が来るかもしれないという危機意識は、間違いなく幼いころから聞かされた『言い伝え』によって、即避難に結びつきました。
遭遇した場所とその避難経路で、亡くなられた方も居たと後から知りました。。。
あれから8年が経とうとしています。
ハード面の復興は着実に進んでいます。
しかし自分も含めて災害に対する危機感は少しづつ薄れているのかもしれません。
SNSが発達している世の中だからこそ、フェイスツーフェイスの『言い伝え』は記憶に残りやすいとも感じます。