連休での「狂言」
2018.05.12
先日、「狂言」を観てきました。
観てきたといっても、たまたま観る機会があったと言った方が正しいです。
落語や歌舞伎は日頃からTV等で触れることがあり、内容も理解出来るものではありますが、「能」や「狂言」といった同じ伝統芸能でも、背景や言葉遣い等の理解力の無さからそれ程興味を示すものではありませんでした。
最後まで観てみると、「狂言」とは風刺や失敗談などの滑稽さを表現する喜劇であり、今で言うお笑いのコント的要素を含んでいるのだと感じました。(こんな解釈ですみません)
室町時代から様々な変容と進化を遂げてきた「狂言」のようですが、いつの時代も庶民は笑いを求めるものであり、そのツボは現代でも通じるものであると今更ながら感心しました。
どこかの国のニュースで流れる人をだますための狂言は困りますが、人の暮らしを豊かにする「狂言」は遺していかなければならないと思いました。