我が家のあらゆる場所の寸法集!適切なサイズを解説!キッチン周りの寸法について

2022.09.06

朝のキッチンは、朝食の準備でいい香りが漂います。

夕方からは夕食の準備でバタバタと忙しい毎日。

それは今も昔も変わらない光景で、家事をする人がキッチンに立っている時間はとても長いものです。

家事をする人にとってキッチンは、自分のテリトリーとして自由に使いたい方も多いですよね。

また、休日には家族が集まり、みんなで料理作りを楽しむことも。

使い方はそれぞれあっても、家族の健康のために美味しい料理を作る場所、家の中でも大切なポジションといえます。

そんな大切なキッチンが使いにくいとどうでしょう。

いろいろな楽しみが半減して疲れてしまいませんか?

今回は、キッチン選びに欠かせないキッチン周りのサイズについての紹介です。

注文住宅を建てる際に、初めてのキッチン選びで迷わないようにしっかり読んでくださいね。

 

システムキッチンのサイズはこの3つが大切

 

システムキッチンのサイズは、間口、奥行き、高さの3つを理想のサイズにすることが最も大切です。

毎日使うキッチンなので、自分の身長に合った高さと広い調理スペースや出来上がった料理を置くお皿のスペースなど、理想の間口と奥行きにどうしてもしたいですよね。

広すぎても動き回らなくてはならないし、狭いとイライラしてストレスが溜まるだけです。

どのくらいのサイズが良いのかは、人によってさまざまなはず。

決してどのサイズも「自分の理想を諦めたくない」そんな思いで贅沢に選んでみるのも楽しいものです。

まずは、どんなサイズがあるのか見ていきましょう。

 

・キッチンの間口(横幅)

 

システムキッチンの一般的な規格サイズは、210cm、240cm、255cmが主流で、短いもので165cm、長いものでは300cm以上と、各キッチンメーカーの豊富なサイズから自分好みのサイズを選べます。

家の設計にもよるけれど、「サイズは妥協しない」そんな勢いで選んでみても良いのでは。

ちなみに間口の規格は15cm刻みとなっており、一般的には240〜270cm程度の長さが使いやすいといわれています。

 

・キッチンの奥行き

 

システムキッチンの一般的な奥行きは65cm、75cmですが、対面キッチンの場合はそれ以上のサイズもありメーカーによりさまざま。

いわゆる I 型・L型キッチンは65cmが一般的で、ペニンシュラ型・アイランド型のキッチンの奥行きは、75〜100cmが一般的です。

とはいえ、ピンとこないですよね!

どのサイズが良いのかは、実際にショールームで見て体感し想像してみましょう。

料理を作っている光景を想像しながらこのスペースはこれぐらい欲しいとか、大きなお皿でゴージャスに食卓を演出したい、など思い描きながら必要なキッチンのスペースを確かめるのはいかがでしょうか。

あくまで設計の範囲内ということには変わりはありませんが、理想はやはりわがままに追い求めたいですよね。

 

・ワークトップの高さ

 

ワークトップの高さの計算式を覚えておくと便利です。

「身長÷2+5cm」これだけ頭に入れておくと、あなたに最も適した高さが分かります。

あなたが例えば160cmであれば、160÷2+5=85でワークトップの最適な高さは、85cmということになります。

一般的にワークトップの高さは、800mm、850mm、900mmと決まっているものが多いのですが、オプションで希望の高さにできる自由度の高い贅沢なキッチンも中にはあります。

ワークトップが低いと姿勢が前屈みになって、腰に負担がかかり腰痛の原因に。

反対にワークトップが高いと、肩や肘が上がって肩や腕の筋肉に負担がかかります。

 

システムキッチンのパーツ別サイズの目安

 

・シンクのサイズ

 

シンクの一般的なサイズは間口が70〜80cmが多く、奥行きは40cm以上あれば大きなお鍋がゆったりと洗えます。

ステンレスと人工大理石の2タイプの素材があり、人工大理石の方はカラーバリエーションも豊富なので、好きな色を選べて個性的にすることも。

シンク選びも昔はステンレスのみだったので、今は数ある中から選べるため楽しんで選んでくださいね。

 

・コンロのサイズ

 

コンロのサイズは、IHコンロにしてもガスコンロであっても、間口が60〜75cmで2〜3口のタイプが一般的です。

コンロは、IH派とガス派に分かれますが、それも人それぞれ。

中華鍋を振りたい人はガスにしましょう。

 

・調理スペースのサイズ

 

調理スペースのサイズは、60〜90cmが最も理想的です。

狭過ぎても広過ぎても作業しづらいため、まな板を置いたときに物が置けるゆとりがあるのがベストサイズ。

 

・レンジフードと吊り戸棚のサイズは揃える

 

レンジフードのサイズは間口90cmもしくは75cmが標準で、レンジフード下部の位置はコンロから85cmの高さに設定されています。

また、吊り戸棚は10cm単位で高さのバリエーションがあることが多く、下部はレンジフードの下の高さに合わせるとラインがきれいに揃います。

吊り戸棚を付けるのであれば、このように取り付けるとスッキリと美しいキッチン周りが実現できます。

 

キッチンのレイアウトを決める際のポイント

 

システムキッチンのサイズを検討する際には、キッチン本体のサイズだけではなく、作業動線の確保や通路幅の確保についても考える必要があります。

 

・ライフスタイルに合わせてサイズを選ぶ

 

キッチンに立つ場合に一人で調理に集中したいのか、多人数で一緒に料理を楽しみたいのかなど、キッチンの使い方によって最適なキッチンのレイアウトやサイズ感は変わってきます。

まずは、キッチンでどのように過ごしたいのかをしっかりイメージして理想のキッチン空間を検討しましょう。

今までのキッチンに対して不満を持っている部分をまとめ、手持ちの調理器具や食料のストックものなど、キッチンアイテムがどのくらいあるのかを確認しておきましょう。

そうすると、レイアウトやサイズ選びの参考になります。

 

 ・「ワークトライアングル」で作業効率アップ

 

「ワークトライアングル」って聞いたことあるでしょうか?

ワークトライアングルとは、シンク、コンロ、冷蔵庫を結ぶ作業動線のこと。

この3つの機器がバランスの取れた距離で配置されていると、効率的に作業を進めることができる。

一般に主要構成機器であるシンク、コンロ、冷蔵庫の3点を平面図で見た際に前面の中心位置を頂点とする三角形のことです。

その3辺の合計が3.6〜6.6mがおすすめで、各辺が長すぎると無駄な動きが多くなり疲れてしまう原因に。

反対に短すぎても調理や配膳が不便になるということです。

シンクやコンロで作業をしていて、冷蔵庫が遠過ぎたり、近過ぎたりでは使いにくく効率が悪いですよね。

このワークトライアングルの方式を頭に入れて、キッチン周りは作業効率の良いサイズにしましょう。

 

・通路のサイズ

 

システムキッチンの奥行きを決める場合、通路幅について考えないといけません。

1人で調理をする場合90cmの通路幅があれば余裕をもって調理できるといわれています。

2人以上で調理する場合は、すれ違いが容易にこなせる安全な幅を確保するためには、120cm程度は必要でしょう。

 

 

キッチン周りの寸法、システムキッチンのサイズについてご紹介しました。

システムキッチンのサイズは、どのような点に注意して決めれば良いのかをよく理解した上で具体的にシステムキッチンの導入を検討しましょう。

 

 

 

 

 

 

②リビング周りの寸法について

 

リビングは家の中心的存在、家族の笑い声が飛び交うコミュニケーションスペース。

いろいろな家族の物語がここから生まれ、時を刻みます。

くつろいだり楽しんだり、それぞれが自由に使えるスペースでもあり、家族にとってとても大切な空間であるリビング。

そんなリビングを作る場合、できる限り魅力的な空間にしたいはず、後悔だけはしたくないですよね。

今回は、初めて家を建てられる方にも分かりやすい、レイアウトやさまざまなサイズ感を中心にリビング周りの作り方についての紹介です。

きっとおしゃれで素敵なリビングに仕上がります。

 

リビングを快適な空間にする広さとは

 

リビングを快適な空間にする広さって、どれくらいのスペースが必要なの?

適当にこれぐらいでいいんじゃない、では失敗のもと。

広いに越したことはありませんが、設計上それほどの余裕もあまりない。

では、何を基準に広さを決めればいいの?

こんな感じで話は進んでいきます。

まず、一般的な話からすると4人家族で考えるとリビングの広さは、LDKで16〜20畳が平均的な広さです。

これぐらいの広さがあると、キッチンスペースを除いても十分リビングとダイニングの役割を果たせます。

ダイニングテーブルや家具を置いても動線は確保できる広さがちゃんとあるのです。

まずは、おおよそ16〜20畳確保することを意識しておきましょう。

 

リビングの広さを決めるときのポイント

 

リビングの広さを決めるときのポイントは、各家庭のさまざまな条件によって変わります。

そのポイントを抑えておきましょう。

 

・家族の人数

 

家族の人数といっても今現在の人数だけではなく、将来的に増える可能性があるのなら、その人数を想定した広さにしておくことが必要。

家族の人数は家具のサイズにも影響するので、後で使いづらい・・・と思うことも。

リビングの広さを決める上で家族の人数は基本となります。

例えば、4人家族ならダイニングテーブルやソファも4人座れるものが理想。

全員一緒にご飯を食べることやテレビを見てくつろぐ時間が違うにしても、たまには揃うこともあるでしょう。

 

・家具と家電のサイズ

 

ダイニングテーブル、ソファ、テレビ、リビング(LDK)に置きたいものは他にもありますよね。

おしゃれなリビングにするために素敵な演出がいっぱいあるのでは。

素敵な趣味の家具やソファサイドにはおしゃれなスタンドライト、大きめの観葉植物も欲しい。

シンプルは意識したいけど、殺風景はイヤなもの。

自分達らしさを主張する何かインパクトのあるものも置きたい。

平凡なリビングにしたくないが故に、置きたいものも増えてきそうではありませんか?

まずは、必要といわれているもののサイズから確認するところから始めましょう。

 

ダイニングテーブルのサイズ

 

一般的な4人掛けテーブルの大きさは120cm×80cm、椅子に座るスペースとして約80cm必要で、人が通れる幅は約60cmといわれています。

 

ソファのサイズ

 

ソファは1人掛けの場合が約90cm×90cmが一般的なサイズ。

動線は約60cmと考え、ソファのサイズに動線を足せば必要な広さが見えてきます。

また、テーブルをどのような大きさのものを選ぶかで必要なスペースも変わってくるので、そのサイズをプラスして考えましょう。

 

テレビのサイズ

 

テレビは大きい方がいい・・・しかし大きくなればそれだけ距離を取らないといけません。

最適な距離の目安は、テレビの高さの約3倍(液晶)で、4 Kテレビは約1.5倍で良いそうです。

 

この3点が最低限度必要な家具家電のサイズなのですが、この3点セットのサイズを基準にあと何を置きたいかで、リビングの広さが変わってきます。

大きな観葉植物はどこに置きたいでしょうか? 他におしゃれな家具を置きますか?

置きたいアイテムのサイズを確認して、どのようなレイアウトにしたいかをまとめておくと良いですね。

それによって、リビングの形状も変わってきますから。

そのリビングの形状についても触れておきましょう。

 

リビングの形状

 

リビングの形状によって同じ畳数でも、広く感じたり狭く感じたりすることがありますよね。

リビングの形状は大きく分けて直線型、L字型、セパレート型があり、多くの住宅で取り入れられているのが直線型とL字型。

 

まず、直線型はLDK が直線上に並んでいるので、キッチンがリビング側に向いているタイプと窓や壁がに向いているタイプの2通り。

キッチンがリビング側に向いているタイプは、ある程度家具の配置が限られちゃいますが、ダイニングとリビングのつながりが大きいので、広々とスペースを使うことができる。

またキッチンが窓や壁側に向いているタイプは、リビングとダイニングに分けて使いたい場合に適しているということ。

このタイプは、実際にリビングとして使用できるスペースが少なくなりますが、リビングからキッチンを見ると横向きになるので奥行きがあり広く感じると思います。

どちらが良いかは人それぞれ、リビングをどのようなレイアウトに完成させたいかによってどちらのタイプが理想的か判断しましょう。

 

次にL字型の紹介ですが、L字型も敷地条件や要望によっていろいろな形状のL字型ができてしまうのです。

L字型は、キッチン、ダイニング、リビングが一直線に並んだLDKとは、かなり印象が違っています。

そして、リビングの広さを見るときに意識して欲しいのが、リビングからキッチンが壁で隠れて視線がカットされているかという点です。

壁で視線がカットされると、LDKそのものが狭く感じてしまう原因になりますよね。

 

リビングを広く見せるポイント

 

どうせならリビングは広く見せたいもの。

狭く窮屈に感じるよりも広いリビングの方が、ゆっくりくつろげる雰囲気がありますよね。

では、どのようにすれば広く見せることができると思いますか?

それはキッチンや家具家電の配置が関係しているのです。

広々としたリビングを希望していても、予算などの条件によって確保できる広さはどうしても限られる。

しかし、限られた畳数であっても広々と感じられる、または快適なリビングを作ることはできるのです。

リビングを広く快適に使うヒントを紹介しますね。

18畳のLDKの場合、リビングダイニングで約13畳使用し、リビングに置くソファのサイズは2〜3人掛け程度のイメージ。

そのようなリビングの場合は、ソファをやや小さめにしてテレビを壁掛けタイプにすると広く感じます。

リビングに置く家具を小ぶりにして、テレビはスッキリ壁からの出っ張りを無くします。

また、20畳のL字型のリビングを広く見せるには、ダイニングスペースとリビングスペースをゆるやかに分けて使うことで、どちらも共有できる何も置かない空間を出来るだけ広く作ること。

要するに、どんな部屋でも家具や家電をぎゅうぎゅう詰めに置かずに、全てに空間を持たすことがポイントです。

他には、家具の高さを揃えたり、色を統一することなどインテリアを上手くコーディネートするとリビングは広く感じられるのです。

 

 

リビング周りの寸法、リビングを作る際に最低限意識が必要なところを解説してきましたが参考になったでしょうか。

リビングは家の最も人が集まるスペース、おしゃれで素敵なリビングになるように考えましょう。