こちらのお宅が建てられたのは江戸時代の天保年間です。昭和40年代にもリフォームを行われましたが、築200年を数える伝統的な家屋です。建て替えも検討されたようですが、ご先祖様が建てられた家を後代にも伝えるために「リノベーション」をお選びいただきました。

リビングの延長でキッチンを使えるように間取りを変更致しました。これまでのガスからIHへ変更。お掃除もしやすく火力も充分で奥様のお気に入りだそうです。

広々とした浴槽につかり優雅なバスタイムを満喫できます。

将来的に介護が必要になった際も使い勝手の良い、スペースに余裕のあるトイレに刷新しました。 お客様のご要望により、手洗い器も別に設置しております。

暖かい洗面所になったとお客様よりお喜びただくことが出来ました。

間仕切りを開けば隣の部屋と合わせて使用出来、その奥の和室まで見渡せる開放感のある造りになっています。 床には無垢材を使用し、木のぬくもりを感じる空間に。素足で歩いてもヒヤッとしません。

耐震補強することで必然的に壁が増えるため、窓を極力多く設置し明るさを確保しました。 思い出深い建具などを残し、住み慣れた家の良さを活かしました。

お客様より和室二間については雰囲気を変えないようご要望いただきましたので、床組下地調整、たたみ交換（ダイケン健やかおもて使用）、床下断熱工事をご提案致しました。