宮城県多賀城市・LDK改修/名古曽様

同居を機に リフォームを決意

和と洋の 調和のとれた空間

宮城県多賀城市にある名古曽様のお宅は、庭の松の木が映える伝統的な和風建築のお住まい。築40年を超えるため傷みが進んでいるものの、古きものへの愛着を持ち、お母様お一人で暮らされていました。そんななか同居することになった娘様が、これを機に住みやすく修繕することを決意。弊社のリフォーム相談会に参加されます。その後、住空間アドバイザーである山内と家のあらゆるところを検討し、特に寒さと暗さが気になっていたキッチンと居間、廊下の改修をすることに決めました。

居間は、和モダンなリビングにリノベーション。当初、すべてをフローリングにしたい娘様と畳を残したいお母様で意見が分かれていたそう。そこでヘリのない美草畳と無垢材のフローリングの組み合わせを提案。色味を合わせることで、調和のとれた柔らかな空間に仕上げました。これには、お母様も娘様も大満足。さらに柱は黒、窓は障子の風情を残した気密性の高い二重サッシを採用し、古民家風に仕上げました。 そして注目はテレビスペース。玄関の持て余していた下駄箱分の空間をリビングに取り込むことで、部屋のスペースはそのままに、テレビや家族の写真、お花を飾ることができるようになりました。 また、キッチンは家族やお客様とお話がしやすい対面式のカウンターキッチンを採用。カウンター部分の壁の色を変えてアクセントをもたせました。LDK全体として明るい色を使用することで、部屋の雰囲気も格段に明るくなっています。

ひとつずつステップを 踏んで理想の住まいに

Before
after

このように理想のお部屋を実現した名古曽様ですが、はじめからそのイメージがあったわけではなかったと言います。たとえば、柱の色は、塗装の段階で少しずつ色を濃くしてもらい決めたそう。同じように、長く愛用していたキッチンのつり棚を残すか、テレビをどこに置くかなどは、改修の過程で決めていきました。施工はすべての可能性を考慮して進められました。「漠然としていた部屋のイメージが、現場を見ていく中で具体的になっていきました。その都度相談して満足のできる部屋になりました」と言います。

暮らしを楽しむ リノベーション

完成後は、弊社の『暮らしケア』の制度を使って、部屋に合う家具を運びこんだり、ダイニングに合う素敵なラグを選んだり、ますますお部屋に愛着を持っているご様子。最近は、親子でお花の飾り方を相談したり、カウンターキッチンで一緒に晩酌を楽しんだりと、家での時間も楽しむことが増えたそうです。 心から納得してつくった空間で、家族みんなで暮らしを楽しむ。まさに理想的なリノベーションとなりました。