「ものづくり」の達成感、そしてお客様からの感謝がやりがいに

クラシタス会 外構工事担当
土田 渉

  • 「自分にしかできない 仕事をしたい」と 営業職から職人の道へ

    家の土台となる基礎と外構を手掛ける土田さん。この道に入る前は飲料メーカーの営業をしていました。得意先を回る中、新築のものづくりの現場を見る機会があり、その建物が出来上がって行く過程に強く心を動かされ、25歳の時にスーツから作業着に着替え、職人の世界に飛び込みました。 入社後は重機の運転、工程表の管理、資材の発注、現場管理……毎日が「初めて」の連続でした。今でこそ、同時に多くの現場を管理し、スタッフに的確な指示を送る土田さんですが、最初は失敗の連続だったそう。生コンを1桁間違えて発注した事も。くじけた事は何万回とあった中、工事後にお客様から頂く「ありがとう」の言葉で毎回心がリセットされたそうです。

  • ひとりでも多くの人に この仕事の魅力を 伝えていきたい

    「基礎」は、家の寿命にも直結する大事な部分。地盤の状態によって、採用する基礎の種類は変わってきます。現代建築の代表的な基礎は「ベタ基礎」、「布基礎」といったものがりますが(左図)、地盤の状態により使い分けが必要になります。この他にも地盤の状態によっては地盤改良や季節・天候による温度の調整等、その見極めも行わなくてはなりません。 「こういった工程の一つひとつ手を抜かず積み重ねる。それこそがお客様の信頼に繋がるんです」と土田さんは言います。 現在は若手の育成にも注力している土田さん。今では自信を持って任せられる若手職人も増えて来たそうだ。「自分が手がけた基礎の上に家が建った瞬間…そこに立派な外構を作り上げた瞬間…達成感はすごいですよ!是非、その魅力を一人でも多くの人に知ってもらいたいですね」と語る土田さん。これからも皆様の暮らしを支える基礎を築き上げていきます。