「くらしたす便り」2024夏号 ~製作ウラ話②~
2024.07.23
こんにちは! 経営企画室の澤里です🥰
弊社の情報誌「くらしたす便り 71号」を7月初旬に発行しました!
各ページの製作ウラ話を、紹介していこうと思います。
今回は「暮らしにAAA」ウラ話。
暮らしに役立つ情報や、クラシタスのおすすめ情報を紹介するコーナーです。
今年はなんとユニットバスのプレミアムイヤー!祝60周年!
ということで、夏号でしたが「お風呂」を取り上げました。
というわけで、ちょっと文字量多めでお送りします。
みなさん、ユニットバスがどんな風に生まれたか知ってますか?
住宅用に開発されたのかな?と思うでしょ? 違います。
なんと、誕生のきっかけは「1964年の東京オリンピック」。
国内外から訪れる多くの観客を受け入れるホテルの建設ラッシュの際、
“大量の浴室を効率よく作れ!” という要望に応えた【TOTO】さんにより開発されました。
ミッションは “1044室分の水回りを約17か月(1年5か月)で完成させること” 。
しかも発注先は、日本初の大型高層ホテル「ホテルニューオオタニ」!
日本を代表するホテルになるわけですから、もう壮大すぎるミッションですよね。。
まぁ、そんなこんなで誕生したのが「ユニットバス」です。
※詳しくはぜひ、PR TIMES STORY:https://prtimes.jp/story/detail/ZrN3G0cNJ0b をご参照ください。
というわけで、そんなプレミアムイヤーに便乗し、「各メーカーの “推し” バスルーム」をご紹介しています。
まぁ、ブログでは誌面内容を載せるのもなんなので、独断と偏愛に満ちたメーカー紹介でもしましょう。
でもって、全メーカーやっちゃうと大変なので、1つずつ徒然とご紹介していきます。
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まずは、先日の一関・飾り巻き教室でもお世話になった【クリナップ】さん!
クリナップと言えば!「ステンレス!」 と言いたくなりますが、忘れてはいけないワードは「キッチン」だと思っています。
創業当時の社名は「伊藤食卓」。スタートは座卓を作る会社さんでした。
1949年(昭和24年)に創業、ケヤキの食卓を1日に150台生産し、1957年(昭和32年)に座卓生産量日本一になりますが、
なにがすごいって、その2年後には日本初のステンレスの流し台を完成させている!
昭和20年の終戦後、4年で創業して、8年で日本一になって、
10年後にステンレス素材の流しっていうキッチンイノベーションを起こしているわけです。
もう凄すぎる。。
そして何を隠そう、「システムキッチン」の生みの親。
あぁ、もう凄すぎる。。
そういう創業の歴史を知ると、ロゴ下の「キッチンから、笑顔をつくろう」がより染み入ってきますね。。
とまぁ。キッチンについて話し出すと、また長くなるので、こんな感じで。
また別の機会にじっくり書きたいと思います。
今回はお風呂です。ですが、この前段が重要なんです。
なぜなら、こんなに「THE キッチン!」で来ていたクリナップさんが、
創業75周年の今年、一番推してきたのが “お風呂” ということが、すごい!さすが!なんですよー。
●2024年2月:システムバス2ブランド、洗面化粧台2ブランドリリース
■75周年お風呂推しサイト:https://cleanup.jp/newproducts2024/
そして通常HPもお風呂が一番に出てくる
でも、「キッチンは何にもしてないのかー?」っていったら、そんなことはない!
ちゃんと最高位機種セントロをリニューアルしています。(2024年6月)
■https://cleanup.jp/select/point/article-051/
お風呂もそうですが、このキッチンも本当に素晴らしい商品です。
セントロのリーフレットには、クリナップの竹内社長自らご出演。ロングインタビューも掲載されています。
まぁ、キッチン「セントロ」はハイクラスな高価格帯シリーズになるので、
需要を考えるとメイン押しはお風呂かな?という見方もできるんですが、
それにしても、創業75周年、システムキッチン誕生から50年のプレミアムイヤーに、
上位機種のキッチンだけではなく、「リビングバスルーム」という新提案を持ってくる…。
かなりの熱量を感じませんか?
そんなときに発売される新商品が素晴らしくないわけがない!
というわけで、機能性&デザイン性ともにGOODなお風呂出てますよー。
ですが、ここでお風呂紹介を始めてしまうと、
またまた長くなるので詳細は「くらしたす便り」もしくはメーカーサイトをご確認いただいて…。
■クリナップ・システムバス:https://cleanup.jp/bath/
で、ここでは個人的な感動ポイントをお伝えします。
●デザインがスタイリッシュ! でも、若者向けじゃない!
こちら、以前住設の展示会に行ったときに撮影したものなのですが、
一見、若者向けかと思いきや、至る所にご高齢の方への配慮がされています。
営業さん曰く、「だって、年取ってもかっこいい人増えているじゃないですか!」とのこと。
もちろん、他にも様々デザインプランありますが、すべてデザインだけでも4年も試作を繰り返したということ。
高齢でも、若くても、子どもいて大変でも、
みんなが機能面でも、デザイン面でも気持ちよく過ごせるように。
すごくいいことだなーと思います。
●パッキン部分がきれい
これは「まるごとクリンパッキン」っていう、クリナップさん独自のパッキンなんですが、
これがキレイなんですよ!
自社施工の写真撮ってたはずなんだけど、見つけられず…。。
まぁ、他にも断熱すごいとか、足ピタフロア面白いとか、色々あります。
最後に!
誠に生意気なのですが、住設を選ぶ際「ショールームに行ったほうがいい」っていうのはマストなんですが、
「ショールームに行ったら、これをしたほうがいい!(お風呂編)」をご紹介したいと思います。
①床に膝をついてみる
各メーカーさんの特徴や違いが “床” は大きくでるなーと思います。
例えば、TOTOさんの床「ほっカラリ床」は、
膝をついても、やわらかく、このまま寝そべってしまいたい!と思うほど。
ですが、クリナップさんの床「足ピタフロア」は硬い!
水はけの良さと、滑りにくさがポイントです。
で、これって <どっちがいい>でなくて、<どっちもいい>ですので、
あとは完全に使う方の好みの問題です。
というわけで、床を見る際はしっかり体感するために、
ぜひ、手で触るだけじゃなくて、膝をついてみて欲しいなと思います。
②着衣のままで、浴槽に入ってみる
写真はクリナップさんではないんですが、こんな感じで入ります。
ちょっとマニアックになるかも知れないんですが、すごく大事なのが浴槽形状。
クリナップさんの浴槽はデュアルフィット浴槽というものがあります。ヘッドレスト付き。
特徴的な浴槽は高価格帯の機種やオプション扱いになることが多いですが、
なんにせよ、一度入ってみていただきたい!
こんなにも体にフォットするんだ!と新境地を感じていただけるはずです。
というわけで、すっかり長くなったので、今回はこの辺で。
パリオリンピックを目前に控えておりますが、
ユニットバスの歴史もオリンピックと深くかかわっているのかと思うと胸アツですね!
ガンバレ日本!
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(経営企画室/白坂)