オフィスリフォームのタイルカーペットの特徴と費用の相場!
2024.06.21
オフィスの床をリフォームする場合、タイルカーペットを施工することがあります。
タイルカーペットの特徴と費用の相場や選び方について解説します。
タイルカーペットの特徴
タイルカーペットの特徴は、遮音性の高さと手入れが簡単な点で優れています。
タイルカーペットは、繊維素材から作られているため、足音や会話が響きません。
そのため、人通りが多い通路やエントランス、会話が多い会議室などにも使用されています。
タイルカーペットは、柔らかい優しいイメージなので、温かみが感じられ落ち着いた雰囲気で仕事ができます。
クッション性があるので歩くのも楽で、荷物を持って移動する時も滑りません。
また、掃除もしやすく手入れが手軽に出来ます。
毛足が短く掃除機も掛けやすいので、靴に付着した汚れや埃を清掃するのも簡単です。
部分的に汚れがひどい場合は、外して洗浄することもできますし、新しく取り替えることも可能です。
更衣室など靴を脱いで着替える場所にもおすすめです。
他には、タイルカーペットは、パソコンの配線などを床下に格納できるOAフロアの上に敷くのに適しています。
配線の入れ替えや引き直しなどで配線を移動させる場合、タイルカーペットならその部分のカーペットを剥がすだけで、容易に作業ができます。
タイルカーペットは、正方形で一枚の一片が40cmから50cmのサイズなので、女性でも簡単に剥がすことが可能です。
パソコンが並ぶスペースでは、OAフロア+タイルカーペットの組み合わせがおすすめです。
タイルカーペットの性質と特徴を考え、適した場所に貼ることが必要です。
オフィスのタイルカーペット張り替え単価相場
タイルカーペットの張り替え費用の単価相場は、一般的に約2,350円〜3,800円/㎡(既存カーペットの処分費込み)です。
広さ別におおよその価格を表にまとめました。
張り替え費用相場(材料費+施工費+処分費)
広さ |
費用相場 |
8㎡(4.5畳) |
約18,800円〜30,400円 |
10㎡(6畳) |
約23,500円〜38,000円 |
15㎡(8畳) |
約35,250円〜57,000円 |
18㎡(10畳) |
約42,300円〜68,400円 |
22㎡(12畳) |
約51,700円〜83,600円 |
27㎡(15畳) |
約63,450円〜102,600円 |
36㎡(20畳) |
約84,600円〜136,800円 |
この表から、おおよその費用の相場がイメージできますので、実際のオフィスの床面積を計測し金額を積算して予算組みをしましょう。
オフィスのタイルカーペットの選び方
タイルカーペットを選ぶ際、何を基準にすれば良いのか、それぞれ条件がある中で判断基準を解説します。
・タイルカーペットをコストで選ぶ
コストを抑えてタイルカーペットを敷く場合は、素材がポリプロピレン製のタイルカーペットがおすすめです。
ポリプロピレン製のタイルカーペットは、ナイロン製のタイルカーペットより耐久性が劣る分、低コストで抑えられます。
会議室や役員室などの人通りの少ない場所におすすめです。
・タイルカーペットを耐久性で選ぶ
タイルカーペットを耐久性で選ぶ場合は、ナイロン製のタイルカーペットがおすすめです。
ナイロン製のタイルカーペットは、パイルに弾力があり耐久性が高くなります。
耐久性があるので、エントランスや通路などの人通りの多い場所におすすめです。
長期間の使用を考える場合は、耐久性を重視してナイロン製を選んだ方が利口な選択かも知れません。
・タイルカーペットを柔らかさで選ぶ
タイルカーペットを柔らかさや踏み心地で選ぶのであれば、カットパイルの製品を選びましょう。
ふわふわした踏み心地は、高級感を感じさせますので、大切なお客様をおもてなしする応接スペースに適しています。
ナイロン製のカットパイルは、グレードが高くコストも上がります。
・タイルカーペットをデザイン性で選ぶ
コンセプトや企業イメージに沿ったデザインを取り入れることが大切です。
清潔感のある印象を与えたいなら、カラーバリエーションが豊富な無地のタイルカーペット、デザイン性を表現したいならスタンプアートタイプやボーダー柄がおすすめです。
各メーカーがデザインを重視したタイルカーペットを企画し製造しているので、時代に合ったデザインにリニューアルされていきます。
オフィスのコンセプトや企業イメージに合ったデザインでオフィスを演出することが重要です。