冬のキッチンは寒さが厳しい!寒さの原因と対策を解説!
2023.05.25
冬のキッチンは寒さが厳しい!寒さの原因と対策を解説!
冬のキッチンは寒いと感じている人はとても多いのではないでしょうか。
特に冬の朝の冷え込みは辛いですよね。
子どものお弁当や朝食の用意は、冬の寒い季節は作るのも寒い時間帯からです。
では、なぜキッチンは寒く感じるのでしょうか。
今回は、キッチンが寒くなる原因とその対策について解説します。
キッチンが寒い原因
・キッチンの設計が影響
キッチンの設計上の問題としては、キッチンをはじめ水回りは北側に間取り設計されることが多く、太陽の熱が伝わりにくいことが一つの原因です。
冬でも比較的暖かい南側にリビングを配置することが多いため、どうしてもキッチンは北側に設計されることになります。
土地建物の方向によって様々ですが、設計上はそのパターンが少なくありません。
また、キッチンが玄関に近いと寒さが伝わってくることがあります。
熱の出入りが多い場所である玄関も冬の季節は寒いので、外部の冷気がじわじわと伝わります。
さらに人が出入りするとそれだけで室内の気温が下がりますよね。
キッチンと玄関が近い間取り設計は寒さの原因になるということです。
次にキッチンが寒くなる設計上の問題として挙げられるのは、勝手口や窓からの冷気の侵入です。
窓ガラスや勝手口のガラスは最も断熱が弱い部分で、特に築年数の古い建物は性能面で劣るため寒さが厳しくなります。
またアルミサッシの場合、熱伝導率も高く外部の温度を室内へ伝えてしまいます。
最近では樹脂サッシやトリプルガラスなど高性能の窓も販売されているため寒さを軽減することも可能です。
その他には床材の問題もあります。
シート張りの複合フローリングは熱が伝わりやすい素材なので、足裏の熱を吸収し身体から熱を奪います。
無垢の床材であれば断熱性があるため寒さはかなり軽減されますが、一般的に標準仕様になっていることが多い複合フローリングは足元が寒くなります。
・換気や断熱不備による寒さ
キッチンが寒くなる原因の一つとして換気扇があります。
キッチンの換気扇は料理をしている際に、煙や嫌な臭いを吸い込んでくれる大切な設備なのですが、暖房の暖かい空気まで外へと排出されます。
家の中でも最も大きい換気扇なのでその威力は大きくなります。
また、足元に溜まっている冷やされた空気は換気扇の空気の流れによって上昇し、キッチン全体の温度を下げる原因にもなります。
次に断熱の不備ですが、築年数の古い建物は断熱材の性能が低く、経年劣化により断熱欠損を起こしていたり、断熱材が沈下して断熱されていない部分が存在することも少なくありません。
その場合は断熱材の入れ替えや高性能の断熱材に交換するリフォームがおすすめです。
床、壁の断熱に不備が生じてきて目に見えない部分でキッチンが寒いということもあるのです。
キッチンの寒さ対策
・寒さ対策の基本ポイント
暖房を使ってもキッチンが温まりにくい原因は様々な要因があることが分かりましたが、基本的な対策として「窓」「壁」「床」がポイントになるでしょう。
まず、窓の基本的対策としては熱伝導を出来るだけシャットアウトすることです。
築年数の古い家ではアルミサッシが多く、ペアガラスであっても性能が低い場合があります。
その場合は断熱効果のあるシートを貼ったり隙間があれば隙間用のテープを貼るなどの対策が必要です。
また壁に関しては断熱材の不備や性能の低さで、窓同様に熱伝導の影響が受けやすいことも考えられます。
その場合は断熱効果のある壁紙などで対応しましょう。
さらに床に関しては最も重要で底冷えを感じる「コールドドラフト現象」が影響しています。
「コールドドラフト現象」とは冷気が下に溜まっていく現象のことで、エアコンなどの暖房で暖まった空気が冷えた窓に触れることにより冷たい空気に変わり、下降して床付近に流れ込むことをいいます。
この現象が起こると人の体感温度は実際の室温よりも低く感じることになるのです。
対策としては、断熱効果のあるものを床に敷いたり足元を温める対策が必要です。
・簡単にできる寒さ対策
既存の住宅の寒さ対策として今すぐできる対応策を紹介します。
・窓や勝手口に隙間テープを貼る
古いサッシの場合、窓枠と窓ガラスフレームの間にわずかな隙間があるのでその部分を埋めましょう。
・窓に断熱効果のあるシートを貼る
専用の断熱シートや気泡緩衝材(プチプチ)など断熱効果のあるシートを窓ガラスに貼ります。
・キッチンマットを敷く
分厚めのキッチンマットで足元を寒さから守ります。
・キッチンにセラミックヒーターを置く
セラミックヒーターやカーボンヒーターなど足元に暖房器具を置きます。
・防寒する
最後は保温靴下や厚手のスリッパ、裏起毛の付いた衣服で防寒しましょう。
まとめ
キッチンは家の中でも玄関やトイレなどと同様に寒さが辛い場所です。
特に足元が冷えないような対策をすることが重要で、新築時やリフォームで床暖房を設置するのがよいのではないでしょうか。
また、勝手口や窓は極力減らす方向で考えましょう。
既存の住宅の寒さ対策は、今すぐできる寒さ対策を参考に対処していただければ寒い冬を乗り切れるのではないでしょうか。




