住宅の窓の選び方!後悔しないサッシとは?

2023.12.08

皆さんは、リフォームで窓を取り替えるときにサッシに注目していますか?

住宅の断熱性能は窓によって決まると言っても良いぐらい重要なところです。

暑い夏の季節には窓から74%の熱が入ってきますし、寒い冬には室内から52%の熱が逃げていきます。

つまり窓の性能次第で、快適な室内空間を確保できるかが関わってくるということですね。

そこで今回は後悔しない窓の選び方というテーマでお送りいたします!

 

窓の選び方で断熱性能が変わるので、失敗すると夏は暑く冬は寒い、結露が発生してカビだらけという結果になってしまいます。

そうならないためには、何を選べば良いのかというところにスポットを当てて見ていきましょう。

 

 

■オール樹脂サッシがおすすめ

 

オール樹脂サッシが良い理由

 

窓の枠であるサッシ部分が全て樹脂製で作られている窓のことをオール樹脂サッシといいます。

以前はオールアルミサッシ、その次にアルミ樹脂複合サッシが世の中に登場し、今では全て樹脂製のサッシが最も良いとされています。

オールアルミサッシは昔のサッシで、アルミ樹脂複合サッシは外側がアルミで内側が樹脂製、オール樹脂は全て樹脂製のサッシのことです。

アルミサッシが良くない理由として、アルミは熱伝導率が高く外の冷たい冷気を室内に伝えてしまいます。

夏の暑い熱もアルミを通して室内へと伝わるわけです。

そのためアルミサッシは冬の結露が激しく、窓周りがボトボトになって困っている人も多いと思います。

その点、樹脂サッシは熱伝導率が低く、熱が伝わりにくいので断熱性が保たれるというわけです。

 

 

アルミ複合サッシはどうなのか?

 

ではアルミ複合サッシはどうでしょうか?

やはりアルミが外側についている以上は、その分熱伝導率はオール樹脂に比べると高くなり冬の結露も発生します。

オール樹脂の場合は結露がゼロになるわけでもないのですが、最も結露を防げるサッシということです。

結露する気温の目安はおよそ5℃以下なので、関東から九州あたりの地域であっても結露は大きな問題です。

サッシが結露すると何が悪いのかというと、サッシ周りの壁の中まで結露が発生しやすくなり、壁の中の木材を腐食させるリスクが大きくなるのです。

そうなればシロアリの発生も懸念されますし、何より建物そのものを傷めて寿命を短くしてしまいます。

また、オール樹脂サッシがおすすめの理由の一つに、以前に比べて価格が安くなったということです。

やはりオール樹脂サッシの需要が伸びてきたことによって、生産量が増加し価格が下がってきました。

非常に良いものが安く手に入る時代になったということです。

さらにオール樹脂サッシで良くある質問について見ていくと、樹脂は耐久性がないのではという人が必ずいます。

これは、ハウスメーカーなどアルミ樹脂複合サッシを標準としている会社の営業トークに多いことが理由です。

 

 

樹脂の耐久性は大丈夫なのか?

 

イメージとしては樹脂よりアルミの方が強いと思われがちで、樹脂=プラスチックのような感覚で太陽光で劣化するんじゃない?と思う人もいるでしょう。

しかし、樹脂にも様々な種類があってサッシに使用されている樹脂は耐久性の高い種類の樹脂を使っています。

そのため劣化が早いということはありません。

海外で樹脂サッシが当たり前に使用されているのは劣化しにくいという理由もあるのです。

サッシに使用されている樹脂は、塩ビPVCという種類で水道管や電線被覆材に使用されているような高耐久樹脂が使われています。

ペットボトルに使用されているポリエチレンとかポリプロピレンの素材ではないので劣化速度がかなり違うのです。

あとは樹脂サッシは外側が太陽光の紫外線が当たるため変色しやすいのではないかという質問も良くあります。

この問題は以前は変色した事例もあったのですが、今はアクリル積層技術によって変色を防止することができます。

なので変色の心配も今はありません。

というような理由で窓はオール樹脂サッシがおすすめということになります。