今回も太陽光発電について考えていきましょう。

 

 

太陽光・蓄電池を採用するメリットがある

 

次に電気料金の高騰を背景に太陽光と蓄電池を採用するメリットを見ていきましょう。

 

 

・経済的で心身の健康に良い

 

太陽光と蓄電池を採用する最大のメリットは経済的効果があることです。

自分の家で消費する電力を自家発電するため、電力会社から買う必要は最小限に抑えられます。

 

もちろん蓄電池の容量にもよりますが、高騰する電気代を言われるがままに支払っていてはランニングコストが抑えられません。

太陽光と蓄電池による自家発電は家計を安定させられる唯一の方法なのです。

 

光熱費の急な高騰は人々の不安を煽り、心と身体の健康に悪い影響を与えます。

例えば、真冬の寒い時期に暖房費を節約すればヒートショックのリスクも上がりますし、食費代の節約やレジャーに使うお財布事情も悪くなってしまいますよね。

つまり毎月のランニングコストを安定させることが、安心できる暮らしを確保することに繋がるのです。

 

 

・停電時災害時に安心

 

停電時や災害時には蓄電池に蓄えられた電気で賄うことが可能です。

特にオール電化の家庭では、このような状況の時には何も動かなくなりお湯も沸かせなくなるので安心ですよね。

 

家族に高齢者や小さな子供がいる場合、停電時や災害時には季節によっては体調を崩してしまうこともあるため蓄電池は必須といっても良いでしょう。

 

 

・地球環境に貢献

 

太陽光と蓄電池は地球に優しく地球環境の改善に貢献できます。

二酸化炭素排出量の削減によりクリーンで地球の健康を取り戻し、より良い未来を次の世代へと繋げられます。

 

というように太陽光のメリットは良く考えるとたくさんあります。

この先どんな時代になっても自分たちの生活を安定したものにするためには、太陽光で自家発電し蓄電池で電気をプールしておくという意識が必要ではないでしょうか。

 

 

売電価格は下落しているがイニシャルコストが安い！

 

一昔前の売電価格は1キロあたり４０円という時代もありましたが、今は１６円そこそこになっています。

だったら太陽光を付けても儲からないですよね。

確かに太陽光を付けて儲かるという時代は終わりました。

よく太陽光を付けたら何年でペイできますかとか、結局電力会社から電気を買った方が得なんじゃないのですかという質問が多いのですが、儲からないと付けないという人にはおすすめしません。

 

太陽光を付けて良かったかどうかはこの先どんな時代になるかによって変わります。

ただ、電気料金は上昇していくと予測され、なんでも電気が必要な時代になるため電気消費量も増えますし、先ほどもご紹介した省エネ賦課金も上がってきます。

 

そう考えると売電価格が下がっているから、電気を売って儲からないからということを理由に太陽光を付けないというのはちょっと違うのではないでしょうか。

 

それともう一つ、太陽光パネルの価格が以前に比べて安くなっていることです。

５kw程度のパネルなら以前は200万円程度していたものが今は半額程度になっています。

メーカーや機種によっても異なるので、全てそうなっているわけではありませんがイニシャルコストは安くなっているのは事実です。

 

ということは初期投資は比較的楽に買える時代になっているということですね。

 

 

電気自動車やAIなど電気消費量が将来的にも増える

 

皆さんの生活の中で水道と電気、これは必須ですよね。

ガスは無くてもオール電化でまかなえますから、この2つのライフラインは無くてはならない存在です。

その中でも水の消費量は毎月それほど変わらないのに比べて、電気はどうでしょう？

パソコンやスマホの充電、テレビやエアコン、オール電化なら給湯器、など電気を使用する頻度は多くなっていませんか？

 

これから先には車もガソリン車から電気自動車へと時代が変わり、AIが家庭の中でも取り入れられてくるでしょう。

 

そう考えると将来的にも電気の消費量は多くなりますよね。

そこで電力会社が一方的に値上げをしてくれば、家計のダメージは大きくなります。

つまり、電気消費量が多くなるこれからの時代に備えて、太陽光発電はそのリスクヘッジになるということです。

 

太陽光パネルと蓄電池を上手く利用し、安定した電気供給を確保することで、生活費を圧迫させないことが毎月の生活を安定させることに繋がります。

 

以上、今回は太陽光発電は結局アリナシという話題でお送りしましたがいかがだったでしょうか？

太陽光パネルがいくら安くなったとはいえ、屋根をリフォームする場合に他にお金をかけたい人も多いと思います。

なので絶対必要だから付けないといけないわけではありません。

しかし、これからの時代電気消費量が増え、電気料金も上昇する中、自家発電できる太陽光を所有していると様々なリスクヘッジになるということです。