太陽光発電は結局アリナシ?重要なポイント!

2024.04.20

皆さんは、屋根をリフォームするときに、太陽光発電を設置するべきか悩むところではないでしょうか?

電気料金の高騰や将来的に電気自動車の時代になる、災害時や停電時のリスクヘッジなどを考えると設置した方が良いのかなと考えますよね。

でも売電価格は下がっているし付けたら損じゃないのという意見もあるはずです。

そこで今回は太陽光パネルは結局つけた方が良いのか、つけない方が良いのかを解説いたします。

 

まず最初に太陽光は必要なのか、設置するべきなのかを見ていきましょう。

 

 

電気料金の高騰

 

今現在も電気料金の高騰が続き光熱費のランニングコストが抑えきれないという人も多いと思います。

では、これから先はどうなんでしょうか。

電気料金はこれからどんどん高くなっていく可能性があります。

そうなれば毎月のランニングコストが上がってしまい、家庭では食費を制限したり、ストレス解消にしていた趣味を辞めざる負えなかったりと苦痛を強いられることになりますよね。

 

つまり身体にも心にも不健康な状況に陥ってしまうことになりかねないのです。

今までと同じように使用してきた電気料金が1.5倍、2倍またはそれ以上になってしまうことを想定してこれからは対応していく必要があります。

それではなぜ電気料金が上がっていくのか、その理由を見ていきましょう。

 

 

・再生可能エネルギー賦課金の上昇

 

まずは「再エネ賦課金」の上昇で電気代が高騰しています。

再エネ賦課金とは太陽光などの再生エネルギーで発電した電気を買い取るためのお金のことです。

 

このお金は実は、電力会社が支払っているわけではなく国民全員が電気使用料に応じて徴収され再エネ事業者に支払われているのです。

 

例えば月々の電気料金が1万円だとすれば、その10%の約1,000円がこの費用として上乗せされているというわけです。

それって太陽光を付けていない人にとっては無駄な費用を払っていることになりませんか?

何か損をしている気分になりますよね。

 

この再エネ賦課金は今後も徐々に上昇していく予定です。

 

 

・天然ガスと原油価格の高騰

 

資源のない日本では火力発電で使用される天然ガスの長期保存が難しく、備蓄することが困難で電力不足になると高騰しやすくなります。

アメリカのエネルギー省の予測では、天然ガスは将来的には4〜5倍、原油価格は2倍以上に上昇することが予測されています。

 

電気料金高騰の理由は他にも様々な理由があり、この先上昇していくことは避けられないといえるでしょう。

 

ということを考えると、電気料金の値上がりを気にせず電気が使用できる観点から見れば、太陽光はアリなのではないでしょうか。