寒い季節に緑を守る観葉植物の冬のケア!
2024.04.20
観葉植物の多くは暖かい地域で育つため、寒い冬は苦手な季節といえます。
植物の種類によって異なりますが、冬越しが容易なものもあれば対策をしないと枯れてしまう場合もあります。
観葉植物は冬の対策が最も大切で、寒い季節さえ乗り切れば1年中綺麗で生き生きとした姿をキープできるのです。
今回は観葉植物の冬のケアについて解説していきましょう。
なぜ観葉植物は冬に弱いの?その原因と対策について
・水の与えすぎ
観葉植物で冬に枯れてしまう最も多い原因は水の与えすぎです。
そもそも植物は暖かくなると勢いよく成長するものなので、寒い冬は気温が下がるため休眠期に突入します。
休眠期に入った植物は生長が緩やかになるため水を吸わなくなるわけです。
寒い冬の時期に春や夏と同様に水やりをしてしまうと、水分過多で根腐りの原因になります。
では冬はどのくらいのペースで水をやれば良いのでしょうか。
例えば春夏に土が乾燥したらすぐに与えてたとすれば、冬は土が乾燥したなと思ってから3日後ぐらいでちょうど良いくらいです。
室内で毎日暖房を入れている場合は、1日おきぐらいでも構いません。
その植物の置かれている環境によって水やりの感覚を調整することが必要です。
・気温が低い場所は避ける
観葉植物は気温の低いところを好みません。
冬の窓際や玄関土間や寒い玄関ホールなども環境としてはよくありません。
特に窓際は外気の出入りが家の中では最も多いところなので、室内では冷気をまともに受ける場所なのです。
日当たりを考えると窓際につい置いてしまいがちですが、窓からは少し離した方が無難でしょう。
気温の変化が激しい場所には置かないようにすることが大切です。
・日当たりの良い場所に置く
観葉植物も光合成をするためには、日当たりが重要になります。
カーテンを閉め切った部屋やいつも日陰でジメジメした場所は好みません。
そのため南向きの日当たりの良いところを選んで設置するようにしましょう。
窓際は寒いので、少しずらして置くと良いでしょう。
1日中日が当たらなくても数時間当たれば十分なので室内でも場所を考えて置いたり日中は日当たりの良い場所で夜は寒さをしのげる場所を選んであげることが大切です。
・観葉植物の耐寒性を把握しておく
観葉植物は耐寒性の強いものや弱いものがあり、種類によって格差があります。
その植物の特性を把握して育ててあげると、上手く寒い冬を越すことができます。
中には寒さに強い品種の観葉植物もあるので購入する前によく調べて確認しましょう。
お店のスタッフに聞いたりネットで調べることで情報は十分取り入れられます。
寒さに強い品種の観葉植物なのか、耐寒性の低いデリケートな品種なのかの知識を持っておくことが冬に枯らさないためには必要です。