平屋の間取りでガレージを備えた4LDKの家を建てるコツ!
2024.02.06
平屋で4LDKの間取りを確保したい場合、いったいどのくらいの広さが必要なのかがまず気になるところですよね。
その上ガレージスペースも必要となれば土地の広さは何坪になるのでしょうか。
今回は平屋の4LDKをお考えの方の参考になるコンテンツです。
平屋の間取り設計の重要なポイントを解説します。
4LDKの配置における重要なポイント
4LDKの平屋の敷地に対しての配置は、採光が確保され風通しも考えた配置がベストでしょう。
その土地の方角や隣地の状況などを上手く考えたレイアウトが重要なポイントになります。
また、防犯面も考慮して出来るだけ死角になる場所を作らない配置も必要です。
4LDKの間取りとなると部屋数もあるため、それぞれの部屋の採光も取らなければなりません。
そのためには建物をコの字やロの字など中庭がある建物の方が明るさを保てると言えるでしょう。
ガレージの設置場所と工夫
平屋でガレージを作る場合広い敷地があれば問題ないのですが、限られた敷地の中で効率良くガレージスペースを確保する場合は、コの字の平屋の建物にして中庭スペースを少し削って作るのも一つの方法です。
また、建物の中にガレージスペースを確保するインナーガレージでも良いですね。
平屋は敷地に対して建物の占める割合が多いのでガレージスペースは上手くレイアウトしたいところです。
平屋の間取りと暮らし方の考慮点
・家族のライフスタイルに合わせた間取りの選び方
平屋で暮らす上で家族のライフスタイルを考えた間取りにするのは外せないポイントです。
例えば、子供の人数や高齢者の有無で部屋の位置や部屋数が決まってきます。
高齢者はトイレやお風呂などが近いところが良いですし、子供部屋は独立させたプライバシーを守れる部屋にしてあげることも必要です。
趣味が多い人はその趣味に応じたスペースも確保しないといけません。
それぞれの家族のライフスタイルに合わせた間取りがあるので、しっかりと設計士と相談しプランを固めていくことが重要です。
・快適な動線とプライバシーの確保
快適な動線とプライバシーを確保するためにはコの字の建物形状が理想的です。
コの字の間取りは中庭があるため自然光や風をスムーズに取り込むことができます。
明るい光と開放的な景色、換気効率を考えると理想的な建物形状です。
中庭とリビングを中心に各部屋へのアクセスを考えた間取りにするとプライバシーも守れてバランスの取れた間取りになります。
また、家事の時短を意識した快適な家事動線も必要です。
家族が無駄のない動きをするための生活動線と家事をする人が出来るだけ効率良く動くことができる家事動線は必須です。
日頃家族や家事をする人がどのように動けば無駄な動きをしないで済むのかを考えた間取り設計がベストプランと言えるでしょう。
・収納スペースの工夫と必要なスペースの確保
限られた面積の中で居室スペースと収納スペースを両方十分に確保するのは難しいものです。
家族も多く、物が増えて収納が多いとなれば広い収納スペースが欲しくなります。
そこで平屋の特徴である小屋裏や中二階を上手く活用して収納スペースを確保する方法があります。
小屋裏を収納にする場合は、大きな物でも安全に出し入れできるように固定階段の設置がおすすめです。
中二階を設ける場合はワークスペースにするデスクの下に収納を作るケースもよくあります。
平屋ならではのデッドスペースを上手く収納にすることで、収納スペースが確保できるとともに必要なリビングの広さや各居室のスペースも維持することが可能になります。