断熱性能ってどれくらいが良いの?具体的な数値を紹介!
2023.08.21
皆さんはリフォームする場合、断熱性能は結構気になるところではないでしょうか。
年々暑さを増す夏も凍えるような冬も、
エアコンはフル回転で1ヶ月にかかる電気消費量はうなぎのぼりですよね。
電気料金の高騰で光熱費のランニングコストも歯止めが効かず、
毎月の請求が家計を圧迫していることは間違いありません。
そこで今回は住宅の断熱性能に目を向けていきたいと思います。
それほど建築コストをかけずにそこそこ良い性能にする。
コストパフォーマンスの良い費用対効果のある断熱性能を確保するには
どうすれば良いのかを解説していきます。
最後まで読んでいただくと断熱性能に関して、
大切なチェックポイントが分かるので参考になると思います。
UA値と断熱等級はどれくらいが良いのか
一戸建て住宅の断熱性能を測る基準としてUA値という値がありますが、
UA値とは簡単にいえば室内の熱がどのくらい外に逃げやすいかを数値化したものです。
その数値が小さいほど熱が逃げにくく断熱性能の高い高断熱住宅で、
いわゆる省エネ性能が高い住宅ということですね。
反対に数値が大きいほど室内の熱が外へ逃げやすく、
断熱性能の低い住宅ということになります。
日本は南北に長いので北海道と沖縄では地域が違うためその数値に違いがあります。
それではUA値はどのくらいが良いのでしょうか?
国が定めている基準はあるのですが、
その基準からもう一つランクを上げた北海道では0.4、
東北では0.5、関東から九州地方なら0.6をクリアしていると高断熱住宅といえます。
これは断熱等級でいうと断熱等級5に値します。
断熱等級は6や7になるともっと断熱性能はアップしますが、
そこまでやると建築コストがかかりすぎてイニシャルコストが大きくなってしまいます。
建築コストをいくらでもかけられる人は良いのですが、
大抵の人は予算があり様々な仕様のバランスを考えていかないと莫大な費用になってしまいますよね。
そのためこの辺りの数値をクリアできる住宅を建てるのが、
最も費用対効果が良く予算内に収まる一般的な数値といえるのです。
一応国の基準は2023年時点では、
断熱等級4、UA値は北海道から東北で0.46~0.75あれば良いのですが、
これから住宅を建てようとする方はワンランク上のZEH(ゼッチ)基準である断熱等級5、
UA値は0.5以下の断熱性能を確保するように考えれば良いでしょう。
気密性能C値はどれくらいが良いのか
住宅の断熱性能はUA値のように室内の熱が外に逃げやすいかだけではなく、
外からの熱が内に入りにくいかという気密性能も大切です。
その気密性能を測る数値がC値という値ですね。
C値は0.7を確保することが必要です。
つまりUA値0.6、C値0.7をセットで確保できる住宅なら、
そこそこの費用である程度の断熱性能を手に入れることができます。
費用対効果の良い住宅を建てるなら、この数値を基準に考えていきましょう。
天井断熱より屋根断熱がおすすめ!
屋根の断熱がしっかり施工されていないと夏の暑さに耐えられません。
真夏の太陽はほぼ真上から照りつけるため、まともに屋根に当たって高熱になります。
熱中症のほとんどが家の中で発症している現実を考えれば、
夏の暑さ対策もしっかりと行わないといけませんよね。
真夏の2階の部屋が1階よりも暑い理由は、屋根の熱さが影響しているので、
出来るだけ快適に暮らすためには屋根の断熱を壁の約2倍にすることが必要です。
依頼しようとしている住宅会社の屋根断熱が、
壁の2倍の断熱性能があるのかを確かめましょう。
あと、屋根断熱と天井断熱の違いを抑えておきましょう。
屋根断熱は屋根の傾斜に応じて断熱材が施工されていることで、
天井断熱は2階の天井裏に断熱材が施されているという違いです。
屋根断熱はいわゆる小屋裏が暑くならないのに対して、天井断熱は小屋裏が暑くなります。
細かくいえばどちらにもメリットデメリットはあるのですが、
基本的には小屋裏が暑くならない屋根断熱の方が2階の部屋の室温も軽減されるということです。
住宅は天井断熱ではなく屋根断熱を推奨している住宅会社の方がおすすめです。




