長く快適に暮らすための住まいのメンテナンス①
2024.05.28
住宅は建てれば終わりではありませんよね。
車でも何でも形あるものはいずれ劣化し老朽化していきます。
しかし、住宅は一生のうちそう何度も建て替えられない大きな財産です。
せっかくこだわって建てたマイホームは、出来るだけ長く綺麗な状態で住み続けたいと思うのは当然でしょう。
でも、何の対策もせずにずっと同じ状態で、そのまま住み続けるだけでは家はどんどん古くなってしまいます。
家を長持ちさせようとするならば定期的なメンテナンスは必要不可欠です。
修理が必要な箇所や劣化して見た目が悪くなったところを修繕するのがメンテナンス。
家の状態や経過した年数に合わせて適切な修理・修繕を行う必要があります。
今回はより長く快適に暮らすための住まいのメンテナンスについて解説します。
屋外でメンテナンスが必要な場所
・屋根
家の中で最も最初にメンテナンスが必要な場所は屋外にある屋根や外壁です。
特に屋根は最も雨風に晒されダメージを受けている部分ですよね。
当然、家の中よりも早く劣化していきます。
まず、屋根に不具合が出ると雨漏りの原因になり、屋根材の下地である野地板を腐食させてしまいます。
野地板が腐食すればいくら屋根材を葺き替えたとしても表面的な修理にしかなりません。
つまり、下地である野地板を出来るだけ長く維持するためにも屋根の定期的なメンテナンスが必要なのです。
・外壁
外壁も屋根と同じようにダメージが大きい箇所です。
外壁の種類は、木製サイディング、モルタル、窯業系サイディング、最近増えてきた金属サイディングのガルバリウム鋼板などがあります。
木製のサイディングは、5年に一度の塗装メンテナンスが必要ですし、モルタルや窯業系サイディングも10〜15年に一度といわれています。
ガルバリウム鋼板は比較的耐用年数が長いので、15年に一度のメンテナンスで済む場合もあります。
外壁のメンテナンス時期を確かめる手段として、指で触って指先に白い粉が付いたら早急に塗装工事を行ってください。
塗装の塗膜が劣化して雨水を弾くだけの効力を失っている状態になっているということです。
外壁塗装を怠ると雨水が外壁やコーキングの隙間、サッシ周りなどから浸入してきます。
そうなれば壁の内部の材木を腐食させることになり、シロアリ発生の原因になります。
シロアリは湿気の多い材木が大好物で、一気に被害がおよぶ可能性もあります。
家にとってとても重要な構造部分の材木をシロアリに食べられてしまったら、家は地震の際倒壊する可能性が高くなることは間違いありません。
構造部とは、土台、柱、梁などで家を支えている重要な部分です。
その重要な構造がシロアリ被害に合ってしまっては、長持ちさせるどころか家の寿命を縮めてしまうことになります。
それほど、外壁塗装は重要なメンテナンスなのです。
指で擦って白い粉が付いたり、コーキングがひび割れしたり、隙間が空いたりする場合は早急に塗装工事を検討する事をおすすめします。
・雨樋
雨樋ですが、雨樋も材質は塩化ビニルに塗装されているため、経年劣化とともに塗装が劣化してきます。
そのため雨樋に割れや欠けヒビ割れなどの劣化が無ければ、外壁塗装時に一緒に塗装しましょう。
雨樋も劣化が激しくなると雨水が雨樋から漏れ出し、屋根の軒天や外壁に悪影響を与えます。
通常は雨水が掛からない場所に雨水が触れてしまうとその部分の劣化が早くなってしまいます。
雨樋も塗装が劣化する前に塗装することで長持ちさせることができるのです。
・軒天(軒裏)
屋根外壁塗装のメンテナンスの際は、雨樋や破風、鼻隠し、庇などに加えて軒天も付帯部分としての塗装が必要です。
要するに屋外にあるほとんどの箇所は塗装のメンテナンスが必要であるということです。
軒天も忘れずに塗装工事をしておきましょう。
・バルコニー
バルコニーがある場合は床の防水塗装のメンテナンスが必要です。
防水塗装の種類によりますが、およそ10年に一度防水塗装工事をしていれば問題はありません。
バルコニーの真下が部屋であれば雨漏りの原因になり、部屋の天井や構造まで腐食させる原因になります。
どうしても後回しにしがちになる部分ですが、本当はとても大切なメンテナンスなのです。
屋根から雨漏りするのと同じように、バルコニーの床は屋根同様に考えなければならない部分であるということを忘れないようにしましょう。
防水工事のメンテナンスをするのが嫌な方は、最初からバルコニーは作らない方向で考えるのも一つの方法です。




