HEAT20が推奨するUA値とは?その数値を解説!

2023.06.22

HEAT20が推奨するUA値とは?その数値を解説!

 

HEAT20とは、地球温暖化や省エネ対策を目的とし2009年に発足した組織のことです。

主に住宅の省エネ化を目的として断熱等の技術開発や啓蒙活動を行っています。

HEAT20の基準は、国が定める「平成28年省エネ基準」の住宅より30%暖房の負担を減らし

「ZEH」以上の断熱性能を目指す基準となるのです。

HEAT20が推奨している基準をクリアすると、住宅全体の室温をほぼ一定に保つことが可能になり快適な暮らしが実現できます。

それにより、ヒートショックのリスクも軽減され、アレルギー対策などの効果もあることから健康の保持にも繋がります。

そのHEAT20の推奨するUA値は以下の通りです。

 

■東北地方の数値(地域3・4)

 

・断熱等級7・・・・・0.20~0.23

・断熱等級6・・・・・0.28~0.34

・HEAT20G3・・・・0.20~0.23

・HEAT20G2・・・・0.28~0.34

 

上記で分かるように断熱等級6〜7を目指すことでHEAT20が推奨するG2〜G3の省エネ基準値になります。

東北地方の地域3・4を見ると0.34〜0.20という高い数値が出ていますが、

高断熱の住宅を重視されたい方はこのUA値の数値に近づけていくことが必要になるでしょう。

 

 

UA値が小さく断熱性能が高くなる効果とは

 

UA値の数値が小さいほど高断熱であるという事と、どれくらいの数値になれば良いのかが掴めたのではないでしょうか。

お住まいの東北地方のUA値の数値を参考に、推奨されている数値に近づけることが高断熱住宅を実現させるためには必要です。

次に断熱性能が高いとどのような効果があるのかを見ていきましょう。

 

効果①:1年を通じて快適に暮らせる

 

UA値の値が小さいほど断熱性能がアップするということは、1年を通じて快適な室温を保つことができます。

外気温度に左右されにくい住宅になるので、夏の暑さと冬の寒さの軽減に繋がります。

また、UA値が小さいということは室内の空気を外に逃がしにくいため、

一旦室温が安定すると夏冬かかわらずある程度保持し続ける効果があります。

 

効果②:光熱費のランニングコストが抑えられる

 

UA値の数値が大きいということは断熱性能が低く、室内の空気が外に逃げてしまうということなので、

冷暖房費が高くなりランニングコストが上がります。

例えば夏の暑い日には、エアコンをフル回転させ付けっぱなしの状態になり電気代が高くなってしまいますよね。

反対に冬はエアコンだけでは追い付かない場合は、床暖房や電気ストーブなど他の暖房器具に頼る場合もあります。

どのような暖房器具を使用するにしても、電気やガス、灯油など光熱費は増える一方です。

UA値の小さい高断熱の住宅に暮らしていれば、熱損失量が少なくなるため光熱費の節約に繋がりランニングコストも抑えられます。

 

効果③:ヒートショックのリスク軽減

 

UA値の値が小さければ、家の中でも各部屋の室温の差が少なくなるのでヒートショックのリスクが軽減できます。

ヒートショックは温度差で生じるため、部屋と廊下、廊下と脱衣所、脱衣所とお風呂などで起こりやすく高齢者は特に危険です。

UA値が小さく断熱性能が高くなれば、家の中全体がある程度均一な室温に保たれるため、

ヒートショックを起こす確率も低くなります。

 

効果④:地球環境に優しい

 

高断熱の家は冷暖房を効率よく使用できるため地球環境に優しいといえます。

CO2の削減や地球温暖化の抑制にも繋がり、世界的な社会貢献にも役立ちます。

 

 

まとめ

 

今回もUA値について解説してきましたがいかがだったでしょうか。

高断熱住宅とはUA値の値が小さいことが一つの条件でその地域に応じて対応していくことが重要です。

冬の寒さの厳しい東北地方では少しでも断熱性能をあげることが省エネや毎月のランニングコストを抑えることが可能です。

断熱リフォームでその数値に近づけることもできますので専門業者に相談しましょう。