近年、環境への配慮や個性を求める人々から注目を集めているアップサイクル家具。
廃材や古材に新たな命を吹き込んだ家具は、世界にひとつだけのデザインと、
環境に優しいサステナブルな魅力を兼ね備えています。
今回は個性豊かなアップサイクル家具を扱う5つのブランドをご紹介します。
gleamは、「生きた木を伐らない家具」「旅をしてきた家具」をテーマに、
廃材を再利用した手作り家具とオーダーメイド家具を提供しています。
舟や民家などに使われてきた木材は年月の重みと深い味わいを持ち
ひとつひとつの家具に独特の風合いを与えています。
オンラインショップではどこか異国の風を感じるようなテーブルやベンチ、ランプなどが揃っています。
瀬戸内造船家具は、「造船古材を未来のために」をコンセプトに、
造船の町・今治で生まれたアップサイクル家具です。
長い年月を経た造船古材は独特の風合いがあり、
それらを個性あふれる家具に生まれ変わらせています。
代表的な商品には、
歴史を感じる木材の風合いにアイアンなどを組み合わせたダイニングテーブルやデスクがあります。
出典:https://setouchi-upcycle.jp/
TerrUPは、飲食店などで廃棄される竹の割り箸を素材として捉え、
ユニークな家具を制作しているインテリアブランドです。
代表的な商品であるTAKEZEN TABLEは、割り箸とは思えないような滑らかな触り心地と
モダンな幾何学模様が印象的なテーブルです。
天板の模様やアイアン製の脚はいくつかの形状から好みに合わせて
選ぶことができます。
個性とサステナビリティを両立した家具は、豊かな空間をもたらしてくれそうです。
Marni Famishingは、1960~70年代の高品質な家具を現代の生活に合うように蘇らせた、
アップサイクル家具の専門店です。
アンティークの味わいを残しつつ、現代のライフスタイルにも
使いやすいように丁寧にリメイクされた一点ものの家具たちは、
椅子、ソファ、テーブルなど、種類も豊富。
インテリアの主役やアクセントとして、世界にひとつだけの家具を探すことができます。
出典:https://store.maruni-furnishing.com/
又幸プロジェクトは、リンゴの木箱をアップサイクルして家具を作るブランドです。
20~40年もの間、農家や市場で大切に使い込まれた木箱は深い味わいを感じさせます。
その風合いをそのまま残すテーブルやスツールは、まるで当時の息づかいが聞こえてくるような存在感。
木箱を引きずった跡や書き込みが残るアートパネルもユニークです。空間のアクセントとして個性を演出します。
いかがでしたか。
大量生産品にはない魅力と地球への優しさを持つアップサイクル家具で、
あなたらしいインテリア空間を作り上げてみてはいかがでしょうか。