食べきれずに困っている食品、持て余し気味の食品。
そんな食品の無駄を減らし、必要な人々へ支援を届けるのが、
フードバンク(フードドライブ)です。
宮城県や岩手県など、東北地域でも盛んに活動が行われています。
今回は東北のフードバンクの団体や取組みををご紹介します。
宮城県富谷市に位置するふうどばんく東北AGAINは、
2008年に設立された東北地域で最も歴史ある団体です。
企業や個人から寄贈された食品を福祉施設へ提供するほか、
子供食堂の運営やひとり親世帯への食料配布など多岐にわたる活動を展開しています。
また、「みんなのマルシェinブランチ仙台」などのイベントを通じて
フードバンクやこども食堂などの周知活動も行っています。
出典:https://www.foodbank.or.jp/
■2023年9月3日(日)開催!
ふうどばんく東北AGAIN主催『みんなのマルシェ』にクラシタスも出展します!
●みんなのマルシェ inブランチ仙台
~「たべる」と「あそぶ」が未来を作る⁉ フードバンクとプレーパークを知ろう!~
・日時:2023年9月3日(日)11:00~15:00
・場所:ブランチ仙台(WEST)宮城県仙台市長命ヶ丘2-21-1
詳細はクラシタスブログにてご案内しています。
フードバンク仙台は、宮城県仙台市にある食料支援の活動を行っている団体です。
今年は農場での野菜作りも取り組み、
収穫した野菜を支援に役立てる試みも行っています。
食料の支援に加えて、生活困窮者への相談支援なども実施しています。
支援の形としては、食品や活動資金だけでなく、
ボランティアスタッフも募集しています。
出典:https://foodbanksendai.com/
フードバンク岩手は、岩手県盛岡市に拠点を置くフードバンクです。
賞味期限内の未開封食品や余剰食品、規格外の食品を寄付として受け入れ、
行政や社会福祉協議会を通じて困っている人々に提供しています。
盛岡市内や県内各地に設置されたフードバンクポストを通じて、
気軽に食品の寄付ができる点も魅力です。
コンビニエンスストアのファミリーマートでは、
「ファミマフードドライブ」というフードドライブの取組を行っており、
全国2400店舗超で寄贈する食品を受け付けています。
食品を持参し、実施店舗の回収ボックスに入れるだけで手軽に寄贈でき、
その食品は支援団体を通して提供されます。
東北地域でも200店舗以上がこの取組みに参加しており、対象店舗は以下のリンクから確認することができます。
出典:https://www.family.co.jp/sustainability/fooddrive.html
仙台市では、令和5年度においてもフードドライブの取り組みを行っています。
仙台市内のイオンやヤマザワ、エスパルなどの様々な場所でフードドライブが実施され、
集められた食品はふうどばんく東北AGAINやフードバンク仙台、
仙台市社会福祉協議会などを通じて必要な方々に寄贈されます。
お出かけの際にぜひ立ち寄って寄贈してみてください。
詳細な回収拠点は次のリンクから確認できます。
出典:https://www.city.sendai.jp/haiki-shido/event/fooddrivefy2020.html
食品の無駄を減らし支援の輪を広げるフードバンクの活動。
あなたも協力をしてみませんか。