太白区の戸建住宅、外壁重ね張り工事 その3
2019.02.05
こんにちは、仙台支店の沢田です。
今回も前回に引き続き、太白区の戸建住宅外壁重ね張り工事の続きです。
前回はこちらをご覧ください▼その1
元々の住宅の状態です。
足場が立ち、本格的に工事が始まりました。
透湿防水シートを張り、木下地を入れ新しい外壁張りが順調に進んでおりましたが、ここで問題が起こりました。
玄関ポーチに柱が立っていますが、納まりの都合上、玄関先だけは既存の外壁モルタルを剥がす必要がありました。
モルタルを剥がしてみると……。
出てきた柱が、シロアリにやられていました。
外壁解体作業を止め、柱の交換を行います。
柱は人の手で簡単に折れてしまいました。
解体した部分から小屋裏をのぞいてみると…。
雨染みがありました。おそらく屋根から雨漏りが発生し、柱が湿っていた為にシロアリが食べやすかったのでしょう。
(数年前に屋根から雨漏りがおき、屋根の葺き替えを行ったと施主様に教えていただきました。その時のものかもしれません)
新しく柱を入れ替え、その後外壁材を張っていきます。
「外壁重ね張り工事」ですが、結果的にこの柱だけは重ね張りにはなりませんでした。
思いがけないトラブルでしたが、無事納まりました。
次回は完成写真をUPします。お読みいただきありがとうございます。
(仙台支店 設計/沢田)
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