リフォーム

2017.07.10 リフォーム

リビングのリフォーム~書斎の考え方 facebook


憧れる男性も多い「書斎」。
今回はこの「書斎」のリフォームについて見ていきましょう。

 

書斎を独立させるか、それとも独立させないか?

在宅で仕事をしているというような人ではない限り、実は、書斎というのはそれほど必要性があるものではありません。本棚から持ってきた本を読むのも、ちょっとした書き物をするのも、リビングでできるからです。

このため、「本格的な書斎は必要ない。ちょっとしたワーキングスペースがあればそれでよい」ということであれば、これは、リビングの片隅に机や本棚、ノートパソコンなどを置くスペースを確保するだけで作ることができてしまうわけです。
現在、このようなやり方で比較的多いのは、「リビングに大き目の本棚を置く。そして、その本棚の影になるところに机を置き、ノートパソコンなどを設置する」というものでしょう。

リビングというオープンスペースにワーキングスペースを置いたかたちで、開放感があるのがポイントです。また、小さなお子さんがいるご家庭でも目が届きやすいのが大きな魅力だと言えるでしょう。

独立型の書斎は「どこまでやるか」によって考えが変わる

「独立型の書斎」は、どこまで本格的につくるかによって考え方が変わります。

たとえば、「狭くてもよいから書斎が欲しい」ということであれば、階段の踊り場にパーテーションを置いて、その内側に机と簡単な本棚をしつらえるという程度のリフォームでも十分でしょう。また、現在は、「可動式の本棚を動かすと中が空洞になっている。その空洞に、机にすることのできる板をはめ込んである。イスを持って来れば、そこが書斎になる」などのように、楽しくなるようなギミックで「書斎」を作っているケースもあります。

ただ、「一つの部屋としての書斎が欲しい」ということであれば、かなり大がかりなリフォームが必要になります。この場合費用も天井知らずで、100万円を超えることも珍しくありません。すでに子どもが巣立った後の子ども部屋を書斎にするケースなどもありますが、間取り全体に手を入れるということになると、さらにお金はかかることでしょう。

一方、リビングの一画を使ってつくるオープンスペースのものであるのなら、10万円を切る金額でつくることもできます。

書斎は、大人の楽しみ、大人の空間であるのと同時に、「実用性」という点で考えるとなかなか苦しい立場にある部屋でもあります。
この点をよく考えてリフォームに踏み切りたいですね。

 

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