リフォーム

2017.08.02 リフォーム

リフォームってどんなこと? おさらいをしよう facebook

「リフォーム」という言葉は、現在はごく当たり前に聞かれるようになった言葉です。しかし、基本となるこの言葉の意味を知ることは非常に大切です。その意味を解説していきます。

 

「リフォーム」の意味、「リノベーション」の意味

「リフォーム」とは、「すでにある程度古くなっている家屋に手を入れて、新品のようなかたちにすること」を言います。ただ、キッチンに新しいセットを導入することなども「リフォーム」と呼ばれます。

一方、これもよく聞く言葉である「リノベーション」の場合は、「現状の状態よりもさらに良くするためのもの」という意味で使われます。

 

2つには明確な違いがあるのか?

「リノベーション」は、時に、「古い建物の良さを残しつつ、快適に過ごせるようにする工事」と解釈されますが、「近代的な価値観に合わせて間取りなどを大胆に変更すること」という意味でも使われます。

ただしこの2つの意味を見ても分かるように、この2つの間には明確な定義や違いはありません。業者ごとに解釈が分かれているのが現状です。
「リフォーム」としていても、「比較的新しいマンションではあるが、よりよい状態にするために手を加えた物件」であることもありますし、「リノベーション」でも「昔からの建物の良さやデザイン性は一新して、現代的で新しいものにする」という意味になることもあります。

このように、2つの間には明確な違いがないため、「自分は少し古さの残る住宅が好きだから、リノベーションとしているところに行けば安心だろう」と考えるのは危険です。きちんと内装を見てから選ばなければなりません。

ただ、どちらの場合も、「新築住宅ではない」「既存の住宅に手を加えて、現在に生きる人たちにとってより過ごしやすく、よりデザイン性が高く、より過ごしやすく改良を加えられている」「基礎工事などを一からやり直すようなことは基本的にはない(強化や補強、相談によって多少異なりますが)」という点は共通しています。

ちなみに、リフォームにしろリノベーションにしろ、「どこまでやるか」というのは家主の判断によって分かれます。今まであった壁自体をぶち抜いて間取りさえ変えてしまう場合もあれば、壁紙や床材を変えるなどの比較的小規模のリフォームにとどまることもあります。あなたがリフォーム(リノベーション)を希望しているのであれば、「どこまでやりたいか」を明確にして、業者に相談することをおすすめします。

 

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