リフォーム

2017.07.19 リフォーム

リフォーム~キッチンの作業スペース、壁 facebook

先ほどの記事では「キッチンの水周りのリフォーム」について見てきましたが、ここではキッチンの作業スペースと壁について見ていきましょう。

作業スペースのあり方について

キッチンの作業スペースをリフォームする場合、アパートの管理者かそれとも持ち家の管理者かによってやり方が異なります。

まず、「すべてをオーダーメイドで設えたい」という人は、「造作」という方法を選ぶようにします。これは、素材を含めてあらゆるものを自分好みでオーダーメイドしていくものです。

 賃貸物件の管理者ならば、「システムキッチン」を選ぶのが現実的です。これはビルトインタイプのキッチンであり、使いやすいのが特徴です。もっとも、現在はシステムキッチンでも幅やキットを自由に決められるものも多く、オーダーメイド住宅でもこちらを採用するケースも増えています。

レイアウトについて

作業スペースのレイアウトは、一般家庭の場合、

L字型(コンロが左手側に、シンクが正面にくるようなかたち)
I字型(直線に、シンクとコンロが一直線に並ぶ)
・Ⅱ型(作業スペースが前後に分かれている)
U型(コンロが右手側、シンクが正面、作業スペースが背後などに分かれている)
・アイランド型(一部分が独立している)
・ペニンシュラ型(作業スペースが非常に広く、シンクやコンロの向かい側に人が座れる)

に分けられます。

どのようなリフォームでも構わないのですが、アイランド型の場合はもともとキッチンのスペースが狭い部屋などは少し使い勝手が難しいかもしれません。

また、「水が前方に飛んでしまう」という作業スタイルの場合はペニンシュラ型はお勧めしません。

U字、Ⅱ型、L型もまた、「台所の広さはどれくらいか」「1人で立つことを想定しているのか、2人で立つことが前提か」を考えなければなりません。

Ⅰ型はスレンダーさが魅力ですが、場合によっては狭く感じることもあるでしょう。

壁紙を張り替えるだけでも十分に美しくなる

「油汚れが壁紙に散ってしまいとれなくなった」という人もいるでしょう。この場合は、「壁替えの張替え」を考える必要があります。

キッチンの壁紙は、燃えにくく、かつ油汚れや水の汚れに強いものを選ぶのが鉄則です。現在はコンロ周りの壁紙はこのような壁紙で作られていることが多いのですが、「作業スペースの一部は普通の壁紙である」ということもあり得ます。このような場合は、リフォームを期として、使いやすい壁紙に変えるとよいでしょう。

また、壁紙ではなく、タイルなど素材の検討してみるのもよいでしょう。

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