リフォームの中でも要望が多いのは間取りの変更です。間取りを変えることでより暮らしやすくなるために、次のような点を考えていきましょう。
家族構成や暮らし方の変化をチェックする
家族構成やライフスタイルの変化によって、今の住まいのままでは暮らしにくくなるというのは自然なことです。特に子どもがいる場合、子どもの成長によって暮らし方に変化が生まれやすくなります。そういった場合は、リフォームによって間取りを変更することでより暮らしやすい住まいにすることができます。
多いのは間仕切り壁をとって2室を1室にしたり、子ども部屋を書斎にしたり、水まわりのレイアウトを変えたりといったリフォームです。
間取りを変更するリフォームで重要なのは、生活動線を意識してプランを考えること。年月の経過によって体力が低下することを見越して、日常生活で使うことの多い水まわり空間とリビングや寝室などの部屋の行き来をできるだけコンパクトにすることです。
設備の見直しも同時に行う
設備機器の交換も間取り変更に合わせて考えましょう。特に空調設備や照明器具は間取り変更によって機種や設置数が変わりますから、より快適性を高めるためには同時にプランしていくことが重要です。