リフォーム

2017.07.16 リフォーム

リフォーム~風呂場のリフォームについて facebook

風呂場のリフォームは、「介護問題」としばしば結び付けられて考えられます。
命に関わることもある「風呂場のリフォーム」の注意点やポイントについて見ていきましょう。

現在の風呂場、昔の風呂場

古くに建てられた家の風呂場というのは、今ほど「介護問題」について考えられていません。
そのため、「足腰が弱まってきたときに使いにくい風呂場」になっている可能性があります。

私たちは「バリアフリー」というと、「段差がない状態」を想像してしまいがちです。しかしバリアフリーは、本当は、段差をなくすことを目的としたものではなく、より過ごしやすく、より無理なく暮らせることを目指して考えられたものです。

たとえば、現在はバスタブの中に段差があるものも増えてきました。これは、立ち上がる力が衰えてきたときのためのものでもあります。腰かけることができるため、立ち上がるときに強い力が必要ないのです。また、「ステップ」としても使えるため、中に入るときにも役立ちます。

「手すり」の存在も重要です。

若いときには手すりなど必要なく、自分の力だけで体を持ち上げることができます。しかし年をとるとそれも難しくなります。そのため、適切な位置に手すりを配置することは非常に重要なのです。

このようなことをまったく考えていない風呂場の場合、極端なケースでは、年を取ってからは自宅の風呂場が使えなくなる、というケースもあります。

 

より便利に、より快適に

現在、「新築物件を建てる」ということになれば、追い炊き機能はほとんど標準装備でついてくることでしょう。しかし、リフォームの対象となる家のなかには、建ててから何十年も経ったものもあるでしょう。

また、「古い家だからバスタブが異常に狭い」「デザインが非常に古めかしい」ということもあるでしょう。また、床部分が非常に冷たく、すぐに冷えてしまうという家もあるかもしれません。

このような場合は、やはりリフォームを考えたくなるものです。

ただ、風呂場のリフォームは比較的大がかりになりがちです。場合によっては10日以上かかることも珍しくありません。毎日使う「お風呂」ですから、これはかなり不便ですよね。

また、工事費用もかさむ傾向にあります。だいたい120万円前後が相場ですが、場合によっては200万円を超えることも珍しくありません。このため、風呂場のリフォームを考えているのであれば、事前に資金繰りを考えておくことが求められるでしょう。

ページトップへ