地元で採れた葡萄やフルーツを醸造して造ったご当地ワイン。
実は宮城県にはそんなご当地ワインのワイナリーが6箇所もあるのをご存じですか?
葡萄の栽培から、醸造、中には見学や収穫体験ができるところも。今回はそんな宮城県のワイナリーをご紹介します。
2015年に仙台市秋保温泉で開業した秋保ワイナリー。
約7000本の葡萄を栽培し醸造しています。
完熟のデラウェアと酸が残ったデラウェアを使ったリバーウィンズブラン2020は、アジアのワインコンペティション「サクラアワード2021」でゴールドを受賞。
直営ショップは、ワインの他に宮城県産の特産品や食材も揃います。温泉散策として訪れるのにもぴったりです。
2016年に大和町で開業した了美ワイナリー。七ツ森を有する自然豊かな土地で葡萄を育て醸造しています。
アジア最大規模のワイン審査会のひとつ、ジャパン・ワイン・チャレンジで銀メダルを受賞した「マスカットベーリーA2018」をはじめ受賞ワインも複数あり、その味わいは注目されています。
Instagram(https://www.instagram.com/ryomivineyardandwinery/)では新商品やイベントなどの情報が掲載されています。
大崎市にある2019年に開業したワイナリーです。
大崎耕土と呼ばれる肥沃な土壌が広がっている大崎平野は、美味しい農産物ができる地域として知られています。
そこで食用の葡萄を栽培していた生産者が醸造免許をとって創業。ワインに使用する葡萄も生食用のものを使い、さっぱりとした飲みやすさが特徴です。
大崎市内の観光物産センター買うことができるほか、Twitter(https://twitter.com/osakiwinery)でも出店情報を掲載しています。
川崎町の廃校になった小学校を改修して造られたワイナリーです。
自社で葡萄の栽培を行うほか、ご縁のあった各地の生産者の葡萄を使ったワインも醸造しています。
土日祝日に見学できるほか、シーズン中は収穫体験なども開催。詳細はFacebookでどうぞ。
南三陸町で2020年に開業したワイナリーです。南三陸町で栽培した葡萄を醸造して海中で熟成させて完成させます。
海中での揺らぎや温度変化がおいしさの秘密です。南三陸の山と海に育てられたワインは地元の海産物とも好相性。
体験イベントなども行っているので、気になる方はホームページをチェックしてみてください。
山元町の山元いちご農園が醸造するいちごのワインです。
ワイナリーを有し、朝採りのいちごで醸造する本格的なワインは、いちごの品種や醸造方法によって味わいもさまざまです。
濃厚な香りと深い味わいの「咲苺」、まろやかで飲みやすい「苺香」、爽やかさが特徴の「愛苺」など、飲み比べるのも楽しそうです。
いかがでしたか。それぞれ地域の特色を活かした宮城県のご当地ワイン。ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。