世界情勢の変動から近年どんどん値上げされている光熱費。
特に冷暖房費は生活から切り離せない部分だからこそ、どう抑えればよいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は冷暖房費の節約となるポイントをご紹介します。
エアコンは冷暖房費の大きな割合を占める分、使い方次第で節電効果を期待することができます。
そこでまず行いたいのがエアコンのフィルターのお掃除。
フィルターにホコリが溜まっていると風の通りが悪くなり、送風に余計な時間と電力を使ってしまうことになります。衛生面でもよくありません。
そこでフィルターのホコリを除去してみましょう。
掃除方法は、エアコンのフタを開けてフィルターを取り外し、掃除機で吸い取って水洗いして乾かすだけ。
ホコリがたくさんついている時は、フィルターを取り外す前に一度掃除機で吸うようにします。
お手入れ頻度は2週間から1ヶ月に1度を目安にするとよいでしょう。
それだけで冷房で約4%、暖房で約6%の消費電力の節約に繋がるといわれています(※1)。
特にお掃除機能がついていないエアコンは定期的なお掃除をおすすめします。さらにエアコンの効きが早くなるメリットもあります。
エアコンがフル稼働しているのになかなか部屋の温度が変わらないときは、まずはエアコンのフィルターのお掃除からはじめてみてはいかがでしょうか。
除湿器や加湿器を使用して室内の湿度を適度に保つことは、エアコンの節電に繋がります。
実は室内における体感温度は湿度によって大きく異なります。
一説では、同じ室温で湿度を20%下げると体感温度は4度下がるともいわれています(※2)。
そのため暑い夏は湿度を下げ、寒い冬は湿度を上げることで、エアコンの設定温度を必要以上に上げ下げしなくても快適に過ごすことができます。
除湿器や加湿器を上手に使って室内の湿度を50%前後にコントロールすることでエアコンの使いすぎを防ぐことができます。
エアコンを使っても使ってもなかなか部屋が涼しく(暖かく)ならない。そんなときはカーテンを変えてみるのもひとつの手です。
夏は窓から入ってくる太陽光や、外気熱を遮断する遮熱カーテンや遮熱レースカーテンを使うのがおすすめです。
また、すだれやグリーンカーテンなどで日光を遮るのも効果的です。
一方、冬は熱を外に逃がさないために断熱カーテンを使用するとよいでしょう。
窓からの熱の出入りを遮断することでエアコンの消費電力を大きく節約することができます。
窓は室内で最も熱の出入りが激しい場所です。
夏は外気熱の約73%が窓から入ってきて、冬は室内の暖かい空気の約58%が窓から出ていくといわれています(※3)。
そこで、窓ガラスを二重ガラスや三重ガラスに変えて断熱性を高めれば、必要最小限の冷暖房の運転で室温を一定に保つことができます。
冷暖房機器をフル稼働させたり、複数を使ってもいまいち効きが悪いと感じている場合は特に窓ガラスの交換を検討してみてください。
また、今の窓ガラスはそのまま残して内窓をつける形でも同じような効果があります。
冷暖房機の効きの良さと節電を同時に叶えることができるでしょう。
築年数を重ねた家は断熱性能が不十分な家が多く、中には全く入っていない場合もあります。
その場合どんなに冷暖房を稼働させてもどんどん冷気や暖気が逃げて、夏は暑く冬は寒い部屋に。それでいて光熱費ばかりがかかってしまいます。
そうした方には、省エネタイプの冷暖房機器を買うよりも断熱材を取り入れた方が省エネと節約に繋がるのでオススメです。
断熱材は住まい全体に入れるのが最も効果的ですが、ひと部屋だけに入れたり、床や壁だけに取り入れることもできます。
まずはリビングなどよく過ごすお部屋から取り入れてみてはいかがでしょうか。その快適性と省エネ効果に驚くことでしょう。
断熱材のタイプも様々あり、床や壁を剥がさなくても施工できるものもあるので、リフォーム会社に相談してみるとよいでしょう。
一度取り入れてしまえば、ずっと省エネ効果が続くことも魅力です。
いかがでしたか。
今すぐできる対策から、一度行えばずっと節電効果の続くリフォームまでいろいろな光熱費節約の方法がありましたね。
断熱リフォームは、リフォーム箇所や使用する断熱材の性能によって国や行政から補助金が出る場合もあります。
もし関心がある際はぜひ弊社にご相談ください。
【5年連続 宮城県リフォーム実績NO.1】
クラシタスは宮城県仙台市に誕生し30年。
これまで住宅やマンション、神社仏閣・公共施設等、多岐に亘る建物『4万件以上』を施工して参りました。
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