秋は新そばのシーズン。
東北各地で採れたてのそばを味わえる新そばまつりが開催されます。
それぞれの地域の地そばや在来種が使用され、
味わいも食感も地域によって全く違います。
今回は福島、山形、宮城のそばまつりをご紹介します。
福島県喜多方市の山都町で山都新そばまつりが開催されます。
山都そばは透明感のある白っぽい色合いと独自の歯応えが特徴です。
風味がよく、めんつゆではなく水そばで楽しめる店舗もあります。
新そばまつりでは各店舗で新そばが楽しめるほか、
アンケートに答えると山都町の特産品セットが当たる抽選会も行われています。
出典:https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/45494.html
山形県村山市で板そばまつりが開催されます。
板そばは長い板の箱の上にたっぷりと盛り付けられた風味豊かな黒くて太めのそばで、
そばつゆにつけて食べます。漬物や鰊など付け合せが楽しめる店舗も。
まつり期間の新そばは地元産のそば粉「でわかおり」を使用しており、
特産品が当たる抽選会も開催されています。
出典:https://www.city.murayama.lg.jp/kanko/soba/itasobamaturi.html
山形県の大石田町で新そばまつりが開催されます。
この町は玄そばの主要産地で、特に香りが豊かです。
新そばまつりでは、この地域の在来種「来迎寺在来」を使用した
挽きたて・打ちたて・茹でたて・採れたての新そばが提供されます。
またそば打ち実演や体験などのコーナーも用意されています。
出典:https://www.town.oishida.yamagata.jp/kankou/sobakaidou/sinsoba.html
山形県鶴岡市でつるおか新そばまつりが開催されます。
鶴岡市は県内でトップクラスのそばの作付面積を誇り、
市内には個性豊かなそばの店が点在しています。
新そばまつりでは、市内各所で異なる特色を持つまつりが開催され、
在来種三角そばにつなぎの自然薯が特徴の越沢新そばまつり、
朝日産の新そばを楽しむ庄内あさひ新そばまつりなどが行われます。
出典:https://www.creative-tsuruoka.jp/news-info/shinsobamatsuri2022.html
宮城県仙台市の秋保野尻で新そばまつりが開催されます。
このイベントでは、挽きたて・打ちたて・ゆでたての秋保在来種の
新そばを手頃な価格で楽しむことができます。
さらに、秋保産の野菜などの産直品も楽しめます。
また、全麺協そば道三段位認定会や学生そば打ち選手権などの観戦イベントも行われます。
いかがでしたか。
10月から11月にかけて各地で新そばまつりが開催されるので、
ぜひ足を運んで地そばや在来種のそばの美味しさを味わってみてくださいね。