寒い冬の訪れとともに、ジビエのおいしい季節がやってきます。
東北地方では、マタギ文化などで野生の鹿や熊などを狩猟してきた歴史があり、
現代の食文化にも引き継がれています。
今回は、ソーセージやシチューなど手軽に食べられるジビエ加工品から、
自宅で調理をする本格的な精肉まで、
東北の多彩なジビエの魅力をご紹介します。
●【Antler Crafts(アントラークラフツ)】
おうちでジビエを気軽に楽しんでみたい方はこちら。
「Antler Crafts」は、牡鹿半島で捕獲されたシカを
自社加工場で丁寧に処理したジビエを提供しています。
おすすめは、三陸の山と海の風味が調和した「鹿と牡蠣の生ソーセージ」や、
鹿肉の旨味が凝縮された「鹿のトマトカレー」。
お取り寄せができるので三陸らしい新しいジビエ料理をおうちで堪能してみては。
●大槌ジビエはMOMIJI
岩手県大槌町で「大槌ジビエ」に取り組んでいるMOMIJI。
北上山地で1歳前後の鹿を狩猟し、自社工場で臭みのない柔らかな肉に仕上げています。
岩手県の老舗八木澤商店の無添加麹味噌を使用した「大槌鹿のコク旨シチュー」や、
鹿しゃぶしゃぶ、ローストベニソンなど、贅沢なメニューを揃えています。
通販で手軽に購入することができます。
また道の駅「雫石あねっこ」には鹿肉の自動販売機も設置されています。
出典:https://www.momiji-otsuchideer.com/
●木村精肉店
熊肉を購入したい方はこちら。
木村精肉店はマタギ文化発祥の地といわれる北秋田市阿仁町にあります。
このお店の目玉は何と言っても秋田県内で狩猟されたツキノワグマの熊肉です。
通販も可能で、詳細は公式のInstagramに掲載されています。
またシーズンには山菜やきのこなどの取り扱いもあります。
出典:https://www.instagram.com/ani_kimuraseinikuten/
●お食事狩人
「お食事狩人」は、宮城県栗原市にあるマタギの店主が営むお食事処です。
シーズンには熊や鹿などを狩りに行くといい、
看板メニューの「熊そば」は、熊でとった出汁の旨味がたっぷりだと評判です。また山で収穫した山菜やきのこなどを使ったメニューも楽しめます。
こちらのページで食レポを読むことができます。
出典:http://miyaumi.info/blog/post245.html
●熊肉「廃棄するのは勿体ない」マタギ文化が根づく西目屋村のクマ丼・クマカレー
青森県西目屋村は白神山地を有する地域です。
この村では捕獲された熊を「白神クマカレー」や「白神クマ丼」として
レトルトで販売しています。
使用しているクマ肉は捕獲後30分以内に処理された臭みの少ないもので、
老若男女問わずに気軽に味うことができます。
商品は道の駅津軽白神ビーチのしめやで購入できるほか、
同地のレストランではクマ丼などをその場で楽しむこともできます。
出典:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/atv/822065
冷え切った冬の日にぴったりなジビエの美味しさ。
東北の大自然が生み出した旨みと風味をぜひ堪能してみませんか。