風邪をひいたかな?と感じたら、早めに薬を飲んだり、体を温めたり…色々な対策がありますよね。
今回は、東北各地で古くから伝わる、風邪のとき食べるといいものをご紹介します!
青森で風邪をひいたときに食べるものといえば卵味噌。
卵と味噌を火にかけて、ふわふわにして、おかゆなどと一緒にいただきます。
地元ではホタテの貝殻を鍋がわりにして作ります。香ばしくて食欲がないときでも箸が進みそうですね。
出典:https://koizumipress.com/archives/12888
江戸時代からある津軽地方の甘味、津軽飴。
お米と麦芽で作られた水飴は、甘味が貴重だった当時から人々に親しまれてきました。
地元では風邪をひいたときに大根を漬けてお湯でといて飲んでいたといいます。下記リンクにある南部せんべいにつけるのも美味しそうですね。
150年以上愛され続ける天然甘味料「津軽飴」(まるごと青森)
出典:http://www.marugotoaomori.jp/blog/2016/06/726.html
江戸時代、北前船の交易などで栄えた最上川流域。その船乗りたちが食べていたという、とろろ八杯。
豆腐や野菜が入ったお吸い物に辛味大根の汁と自然薯をかけていただきます。食べると体がぽかぽかして風邪知らずでいられそうですね。
出典: http://yamagata-np.jp/feature/mikaku/kj_20110125.php
いかがでしたか。風邪予防や対策に古くから地域の人が食べてきたご当地色豊かな食。ぜひ風邪対策のレパートリーに入れてみてくださいね。