リフォーム

2017.07.12 リフォーム

リビングのリフォーム~リビング(洋室)の考え方 facebook


リビングは、家の顔でもあります。
そのため、この場所の印象が家全体の印象を決めることもあるでしょう。
ここでは、リビングのリフォームについて見ていきます。

なお、ここでは特別な記載がない限り、「リビング」は、洋風の、床が板張りの部屋を指します。

リビングを広くして開放感を持たせる

リビングのリフォームにおいて、比較的多い希望がこれでしょう。「リビングを広くして、開放感のある部屋を作りたい」というものです。
特に、キッチンや和室がリビングと隣り合わせで、かつ独立している間取りの場合は、このような希望を持つ人も多いと思われます。壁を取り払い、一つの部屋にしてしまうことで大きなリビングを確保するのです。

このときに気を付けたいのは、「暖房の効率」です。部屋が広くなれば、それだけ暖房の効率は悪くなります。特に、「床暖房は施工当時にリビングであったところにしか入っていない」という家庭の場合は、広くし終わったリビングのなかで、寒い所と暖かい所が出てくることになります。リフォームのときに床暖房を入れることもできますが、その場合はもちろん床暖房の施工費用が別途必要となります。

また、まれに「母を引き取ったので、母の部屋を確保するためにリビングの一画を削りたい」「子どもたちが出ていったので、部屋を狭くしたい」「暖房の効率が悪いから、リビングを少し縮小したい」などのように、リビングを狭くする工事を希望する方もいます。
ただ、現実的な解決策として「仕切りを設ける」というものがありますから、専門家のなかには「わざわざリフォーム会社を入れてまで工事をする必要性は薄い」と見る人もいます。

 

 

床の素材を新しくする

和室の美しさ、過ごしやすさは、現在の文化のなかでも非常に貴重です。そのため、もちろん和のリビングを残したいと考える人も多くいます。

大がかりな工事だけでなく、「床を貼りなおす」などのリフォームも、リビングのリフォームのなかでは多いものです。特に現在は「木の質感が感じられるリフォーム」が人気で、さまざまな業者がこれをとりあげています。優しい雰囲気が出るということで人気です。

また、収納スペースを確保するためのリフォームもよくされています。

リビングのリフォームは、非常に費用の幅が広いのが特徴です。500万円を超えるケースがある一方、50万円以内に収まることもあります。中心の価格帯は100万~150万円だとみられていますが、50万円以下のリフォームをしている人が30パーセントを越えており(1位)、かつ500万円以上のリフォームをしている人が10パーセントを越えています(3位)。

自分がどれほどのリフォームを希望するのかを、きちんと考えて行いましょう。

ページトップへ