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2017.07.08 リフォーム

生活スタイルが変わる、そのときのために~階段のリフォームについて facebook


「階段のリフォーム」というのは、「部屋のリフォーム」に比べて軽んじられてしまいがちな部分です。
しかし時に、この「階段のリフォーム」は部屋のリフォーム以上に重要な役目を持ち得ます。

これについて見ていきましょう。

 

 

階段のリフォームは「歩きやすさ」を考えて行われることが多い

階段のリフォームには、ほぼ必須とも言える条件があります。
それが、「年老いた後でも使えるかどうか」です。

もちろん、デザイン性を高めるために階段をリフォームすることもあります。古く、きしむ階段を、スタイリッシュで現代的なデザインにする、というものです。
しかし一般的に「階段のリフォーム」と言うと、「年齢を重ねた後でも使えるかどうか」を焦点にすることが多いと言えるでしょう。

簡単なところでは、手すりをつけるというものがあります。これだけでも、階段の安全性は格段にあがります。また、階段の幅を広くしたり、勾配を緩くしたりするのも一つの手です。滑りにくい素材を取り付けるなどの工夫もまた、年老いた後でも階段を使いやすくする方法のうちの1つだと言えるでしょう。

手すりをつける工事は、10万円ほどが相場でしょうか。
階段そのものを工事する場合は、50万円を超えるケースも珍しくありません。
「滑り止めの素材を配する」という場合は、どこまで加工するかにもよりますが、1万円前後で行うことも可能です。

 

 

 

「エレベーター」という選択肢

さらに便利なリフォームに、「エレベーター」を入れる、というものがあります。

エレベーターは大きく分けて2通りあります。
1つは、私たちが日常デパートなどで使う箱型のもの。
もう1つは、階段の端の部分にイスを取り付けて、それを動かすエレベーターをつけるもの。

前者の場合は200キロ程度まで耐えられるうえ、複数人で利用することができます。
後者の場合は比較的手軽に施工ができて値段が安いことが魅力です。

しばしば、「前者タイプのものは新築物件には入れられるが、リフォームの場合は無理だ」という意見を目にします。しかし実際には、いくつかの条件はあるものの、リフォームの際にも導入は可能です。ただ、やはり「値段の高さ」は大きなネックとなるでしょう。

エレベーターは、足腰が本当に弱ってきたときに非常に頼りになる味方です。1人暮らしならば特にその重要性は増しますし、介護をしてくれる人と一緒に住んでいた場合はその人の労力を軽減することができます。導入も検討してみてください。

 

 

 

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